キャリアコンサルタント

【まとめ】国家資格キャリアコンサルタント養成講座で学ぶカウンセリング理論について

投稿日:2019年7月8日 更新日:

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この記事は書きかけです。
今後追加します。

キャリアコンサルティングの実施にあたってキャリア理論は欠かせません。

そして各キャリア理論はカウンセリング理論をベースとしていることが多いため、キャリアコンサルタントはカウンセリング理論についてもある程度知り、理解しておく必要があります。

この記事では、国家資格キャリアコンサルタントの学科試験に向けてカウンセリング理論について試験に出そうな事柄を中心にまとめました。

カウンセリングとは

  • クライエントの態度や行動の変容を援助し、成長と社会適応を促す。
  • 基本的に一対一の対話をする関係で、対話の手段は話す・聴く。
  • クライエントとカウンセラーの間にあるのは心理的な相互作用で、コンサルテーションとは異なる。

カウンセリングの根底にある人間感

  • マグレガー(米国、1906-1964)
    Y理論、人間信頼論
  • マズロー(米国、1908-1970)
    「人間性心理学」、人間は生まれながらにして「成長しよう」という動機づけを持つ。
  • ロジャーズ(1902-1987)
    「来談者中心療法」、クライエントは成長しようとする力を持っている。クライエントとカウンセラーは人間として同等。

カウンセリング理論を学ぶ意味

  1. クライエントを理解するのに必要
    以下を含むクライエントの全体像を理解・把握する。
    能力・性格・パーソナリティ構造の特徴・欲求・葛藤

    これらに対応する個人の能力の働き、課題解決方法、適応の仕方など
  2. カウンセリングの実践に必要
    カウンセリングの実践に際しては、
    ・問題や悩みを解決する
    ・パーソナリティ変容を助ける
    といったことを行うための理論・方法論が必要。
    そのため、どのような人間感や理論があるのかを知っておくことが欠かせず、また、どの理論に立ってカウンセリングを行うかということも重要。

カウンセリングのアプローチの種類

感情的アプローチ

感情の果たす役割を重視する。

ロジャーズ
来談者中心療法

精神分析を学んでいたロジャーズ(1902−1987)がカウンセリングを実践する中で精神分析の人間感に疑問を持つようになり展開に至った理論。

人間感

人には自己成長力がある。
CLのことはCLが一番よく知っている。
答えはCL自身の中にある。

主な概念
  1. 理想自己と現実自己
    心理的不適応は、理想の自己と現実の自己の不一致によって生じる。
    現実の自己を理想に近づける、現実の自己を認識して諦める、といったことで理想自己と現実自己を近づけていく。
  2. 自己概念と経験
    人が成長の過程で持つ自己概念と経験が一致しない(=不一致)と不適応が起きる。
    カウンセリングによって自己概念と経験の一致する部分を増やして安定させていく。
  3. カウンセラーに求められる3つの基本的態度
    壱:無条件の肯定的関心(受容的態度)

    弐:共感的理解(共感)
    参:カウンセラーの自己一致(純粋性・誠実さ)
  4. 共感的理解における重要点
    共感はするが、同感ではない。
    迎合不要。

フロイト
精神分析的カウンセリング

ウィーンの医師フロイト(1856-1939)により人間の心理的援助理論として最も早く開発された理論。

人間観

人は無意識に動かされている。
人間は本能の塊。
本能や欲求をコントロールし、理性や良心を培う過程が発達。

無意識下に抑圧されているものが心理的不適応を引き起こす。
無意識を意識化し、それを受け入れられるようにしていけば問題が解決される。

主な概念
  1. 構造論
    エス・自我・超自我
  2. 局所論
    意識・全意識・無意識
  3. 心理性的発達論
    自我の発達を性的エネルギー(リビドー)と充足のあり方によって5つの段階に分類。
  4. 防衛機制
    意識として受け入れ困難なことを、受け入れ可能な形で処理する心の働き。

行動的アプローチ

行動変容を目指す。
行動や社会的・環境的要因を重視する。

パブロフ等
行動療法

パブロフ(1849-1936)
ワトソン(1878-1958)
スキナー(1904-1990)
ウォルピ(1915-1998)
アイゼンク(1916-1997)

らによって体系化された心理療法。
学習理論に基づく。

人間観

人間は白紙の状態で生まれ、刺激に対する反応を学習することで人間の言動が形成される。
不適応行動や問題行動は学習によって形成され、治療も学習によって可能(=行動は上書き修正可能)。

行動療法の学習理論
  1. 古典的条件付け(レスポンデント条件づけ)
    パブロフの犬、系統的脱感作
  2. オペラント条件付け
    応用行動分析、トークンエコノミー、シェイピング
  3. 観察学習(モデリング)
    ロールプレイ等

認知的アプローチ

思考過程や受け止め方(認知)を重視。

エリス
論理療法

米国の心理学者エリス(1913-2007)が提唱した心理療法。ベックの認知療法に大きな影響を与え、今日の認知行動療法の発展に多大な貢献。

考え方

人の問題行動は、考え方と感情の結びつきによって生じる。
非合理的な人生観や固定観念、価値観が作用してネガティブな反応が生まれ、人の悩みや問題となる。
物事の受け止め方(信念、ビリーフ)によって結果(感情・行動・身体的反応)は異なる。
非合理的な信念(イラショナル・ビリーフ)を修正すれば結果をより健康で適切なものに変化させられる。

主な概念・技法
  • ABCモデル
  • ABCDEモデル
    Activating event, Belief, Consequence, Dispute, Effectiveness
  • ラショナル・ビリーフ&イラショナル・ビリーフ

ベック
認知療法

うつ病の研究をしていたベック(1921-)提唱、短期の構造化された心理療法。改良と実証が重ねられ、現在はうつや不安障害、不眠、摂食障害、怒りのコントロールなどに活用されている。

考え方

問題の核心は、出来事そのものよりも認知にある。
人間の気分は、その人が状況をどう認識するかによって変化する。

主な概念
  • 自動思考、スキーマ
  • 認知の歪み

認知行動療法

ゲシュタルト療法

交流分析

包括的・折衷的アプローチ

最も多用される。
理論を限定しない。
人は感情を持ち、考え、行動し、成長・発達するという観点を踏まえる。

マイクロカウンセリング

ヘルピング

現実療法

―その他のアプローチ:家族療法、ナラティブセラピー、実存療法

発達理論

アサーション

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