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問題31|第24回 精神保健福祉士 国家試験 ③精神保健福祉相談援助の基盤

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

事例問題1

次の事例を読んで、答えなさい。
〔事例〕
大規模自然災害が発生したN市保健所のH精神保健福祉士は、チームの一員として被災直後の被災地域の全戸訪問を行った。Jさん(22歳、男性)の自宅を訪問したところ、父親から、「Jは、高校卒業後に勤めた会社を半年で心身の不調を訴え退職し、ここ数年は、近所へ買物に外出する以外は自室にて過ごすようになっていた。被災後からは近所の手伝いも率先して行い、表情も明るくなり、近所の人からも本当に助かっていると言われていた。また具合が悪くならなければよいが」とJさんを心配する話を聞いた。そこで、チーム内でJさんについての情報を共有し検討した結果、継続したフォローアップが必要であると判断され、H精神保健福祉士がJさんを担当することになった。(問題30)
全戸訪問から8か月後、Jさんの父親が来所して面接することになった。面接で父親は、「Jは、手伝いをきっかけに紹介された仕事に就くことになり、家族みんなでとても喜んだ」と話した。しかし、その後沈黙が続いたため、H精神保健福祉士が尋ねると、疲れ切った様子で、「実は3か月前からJの具合が急に悪くなって」と話し始めた。「Jは、元気に働き始めましたが、そのうち帰宅しても話もせず、すぐに自室に籠もってしまい顔を合わせないことが多くなりました。また、時折、自室から嗚咽が聞こえてきたため心配して声をかけましたが、大丈夫だと返答するので、そっとしておきました。そして1か月前から、出勤時間になっても自室から出てこない日が続き、現在は欠勤が続いています。あなたから何回か訪問の提案をいただいていましたが、いつもJは私たちに断れと言っていたんです」と語った。(問題31)
父親の話を聞いたH精神保健福祉士は、Jさんの家族との面接を継続するだけでなく、Jさんに対して介入を行う必要性を感じた。(問題32)

目次

問題31 次の記述のうち、この時点の面接におけるH精神保健福祉士のJさんの家族に対する支援として、適切なものを2つ選びなさい。

  1. 家族の自尊心を高めるために、これまでの対応を高く評価する。
  2. 家族の認知のゆがみを修正するように促す。
  3. 父親の話を受容する。
  4. Jさんの病気や障害について説明をする。
  5. Jさんの生活技能を向上させるための訓練を行うことを提案する。

設問について

精神保健福祉士が行う相談援助における、家族支援についての理解が問われる問題。

各選択肢について

選択肢1:家族の自尊心を高めるために、これまでの対応を高く評価する。

自尊の気持。自分を尊び他からの干渉をうけないで、品位を保とうとする心理や態度。プライド。

コトバンク

選択肢2:家族の認知のゆがみを修正するように促す。

×

家族に認知のゆがみがあることを示唆する記載はない。

2.「認知のかたより」に注目する
私たちはしばしば、「認知のかたより(認知のアンバランス)」と呼ばれる、非機能的な考え方のパターンに陥っています。
これは、多くの人が共通して持っているものですが、うつ状態だと特に顕著になることが多いのです。

うつ病の認知療法・認知行動療法(患者さんのための資料)
厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業
「精神療法の実施方法と有効性に関する研究」

  • 感情的きめつけ
  • 選択的注目 (こころの色眼鏡)
  • 過度の一般化
  • 拡大解釈と過小評価
  • 自己非難(個人化)
  • “0か100か”思考(白黒思考・完璧主義)
  • 自分で実現してしまう予言

選択肢3:父親の話を受容する。

家族はクライエントの社会資源である一方、クライエントと同様に支援が必要な存在でもあり得る。

選択肢4:Jさんの病気や障害について説明をする。

×

Jさんの病気や障害について、この時点では診断はまだない。

選択肢5:Jさんの生活技能を向上させるための訓練を行うことを提案する。

×

Jさんが生活技能を向上させるための訓練を希望していることを示唆する記載はない。

正答

1(家族の自尊心を高めるために、これまでの対応を高く評価する。)
3(父親の話を受容する。)

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学11年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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