こんにちは、ブジカエルです。
あなたの職場に、身近なところに、魅力的な先輩や上司はいますか?
いるならラッキー。
残念なことに、私の職場には先輩がいません。
私が福祉の仕事に就いて丸5年経ちました。
でも、3年と経たないうちに事業所の管理者となり。
それまでの間に出会えたロールモデル的な人は前職での1人だけ。
その人の勤務は週1だけで、しかもその人の支援や考え方に触れられた時間は、本当に微々たるものでした。
勤務先の現場では私が実質トップ。
小規模な職場で、私の他には私よりも経験や知識が少ない人が非常勤職員として数人いるだけ。
人としては皆さん素敵で、時々「いいお声がけだなあ」とかはあるけど、キャリアアップの先に据えて目指すべき存在ではない。
以下愚痴です。
去年(2024年)の8月まで私の事業所でサビ管だった人は、パワハラ&虐待の人でした。
私が今の事業所で管理者になる前の管理者はその人だったのですが、業務の引き継ぎはほぼなし。
しかも、サビ管がやるべき仕事を、サビ管研修など受けてもいない私に、指導や指示もなく、なし崩し的にやらせていました。
本当に最低。
福祉ってこれが普通なわけ?
福祉・介護は世の中で底辺の仕事と言う人が時々いて反発を覚えていましたが、こういう経験をすると、あながち間違いではないのかもしれないと思ってしまいます。
前の職場も社長とサビ管のパワハラがひどく、私が入社した頃は開業から3年ほどと比較的新しい事業所でしたが、常勤職員の1年以内の離職率100%でした。
私が入って2か月ほどで、私より前に入職していた常勤職員が全員退職してしまったので、仕事をろくに教わることもできず・・もっとも、私より前に入職していた常勤職員によるOJTもろくなものではなく、人によって教える内容がバラバラで、業務に根拠がなく、その上パワハラな人たちだったので、ロールモデルになりようがない。
前の職場も含めて、就いている人がひどいのか環境がひどいのか。
仕事の場としてはとにかくひどく低レベル。
でも前の職場で、週1だけ来る非常勤職員の中に1人だけ、経験・知識豊富で、良さげな支援をする人がいました。時々意地悪だったから連絡とらなくなっちゃったけど。
今のサビ管は前サビ管よりだいぶんマシな気はしますが、まだよくわからない。
だから、前職で出会ったその人がいまだに、私の目標的な存在です。
以上愚痴でした。
そんなこんなで、今私の身近には、反面教師はたくさんいますが、良きロールモデルがいません。
支援者として、
サビ管として、
管理者として、
相談支援専門員として、
「こんなふうになりたい」と思える人が近くにいないので、ちょっと遠くにいる人をロールモデル的に考えることにしました。
連携している事業所の相談支援専門員とか。
勉強会や自立支援協議会で会う他事業所の職員とか。
隣の区の地域活動支援センターの施設長とか、主任相談支援専門員とか。
こう書くと、それなりに身近に、良さげな支援者が、いることはいる。
毎日会えるわけではなく、利用者との関わりや支援の展開のし方を観察できるわけでもないけれども。
利用者支援の上で、「この人のような支援や利用者との関わり方ができるようになりたい」と思える支援者が、同じ職場にいて、その人の仕事を観察できる環境に身を置ければそれはきっと大変ラッキー。
その環境をフルに活用して、たくさんのことを吸収できるといいですね。
でも、福祉は小規模な事業所がたくさんあるので、そのような環境に身を置けない人もたくさんいると思います。
私もその一人。
そんな場合は、先に述べたようにちょっと遠くに目をやるとか。
論文や書籍でも良い実践の報告はたくさんありますが、インターネット上でも良さげな実践を知ることはできます。
例えば、やや古いですが、
「介護から日本を変える」業界リーダーがめざす未来の介護 杉本浩司さん
福祉や仕事に限定せず、視界を広げてみると、色んな組織で色んな取り組みをしています。
そう考えると、毎日読む新聞の中にも、実践のヒントがたくさん散らばっていたりして。
また、例えば私が購読している日経新聞では、色んな会社の社長会長はじめリーダー的存在の人をピックアップしている記事がたくさん載っています。そういう人たちの考え方を吸収したいなと思いつつ読んでいます。
ロールモデルを求めて転職するのもありな気はします。
が、私の場合は年齢的に、経歴的に、危険な賭けなような気がします。
なので、転職してしまうよりは、Wワークで他の事業所をのぞいてみる方がいいような。
そんなこんなで、
自分の事業所の外で素敵な支援者・仕事人をたくさん見つけて、
良いところをたくさん吸収していこうと思います。