こんにちは、学び大好きブジカエル(@buji_kaeru)です。
本日キャリアコンサルタント養成講座の教材がようやく届き、早速学び始めました。
この記事では、キャリコンの資格試験合格対策における学びを記録していきます。
自分のための記録になりますが、今後国家資格キャリアコンサルタントを目指す方にとって何らかの参考になれば幸いです。
chapter 1(6/19):キャリア・コンサルティングの社会的意義
- キャリアコンサルティングに関する言葉の定義
- キャリアコンサルティングの役割
- キャリアコンサルティングの必要性(社会や経済の変化)
- 日本におけるキャリアコンサルティング関連制度の整備の経緯
- キャリアコンサルタントの活動領域
社会や経済が急速に変化していく中で、個人が主体的にキャリア形成していくことがより重要になったこと、その支援をキャリアコンサルタントが行うこととされていることや、なぜそうなってきたか、ということを俯瞰的に学習。
キャリアコンサルティングは職業を中心に行うものの、個人の生きがいや働きがいという人生全般に関わるもの。キャリコンの役割は広いのでした。
参考
- キャリアとは:「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書(平成14年7月31日 厚生労働省職業能力開発局)(2002年)
- キャリアコンサルティングの定義:キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント(厚生労働省)
- キャリア・コンサルティング実施のために必要な能力体系(厚生労働省PDF)木村周先生の本巻末にもあるやつ。
chapter 2~4(6/20-6/22):カウンセリングに関する理論1~3
キャリアコンサルティングに欠かせないキャリア理論を学ぶ前に、カウンセリング理論について3回に分けて学びます。フロイトとかマズローとか馴染みのある人も出てきますが、お初にお目にかかる人もたくさんいます。
- カウンセリングとは
- カウンセリングの根底にある人間感
- カウンセリング理論を学ぶ意味
- カウンセリングのアプローチの種類
―感情的アプローチ
―行動的アプローチ 行動療法
―認知的アプローチ 論理療法、認知療法、認知行動療法、ゲシュタルト療法、交流分析
ー包括的・折衷的アプローチ マイクロカウンセリング、ヘルピング、現実療法
―その他のアプローチ:家族療法、ナラティブセラピー、実存療法 - 発達理論
- アサーション
部分的に知っているものも含めて、馴染みのあるものがほとんどでしたが、やはり系統立てて学ぶのは意義が大きいと思いました。
ここまでで、学科対策のおよそ5〜6分の1ほど学んだことになります。
私にとっては最も面白いというかおいしいところなのですが、それでも理論や人名を覚えるとなると別問題・・人の名前と編み出した理論を一致させて覚えるのがこの歳になるとちょっと辛い・・広く浅く覚える必要があり、勉強の仕方も工夫が必要だと思いました。
年齢的には記憶力が衰える一方にも関わらず、とにかく覚えるしかないのだから。
chapter 5〜7(6/23-7/2):キャリアに関する理論1〜3
キャリアに関する理論家と理論について学びます。
- ドナルド・スーパー:キャリアカウンセリングの祖
- ジョン・ホランド:類型論的ー相互作用的理論
- フランク・パーソンズ:特性因子理論
- ウィリアムソン:特性因子カウンセリング
- ギンズバーグ:職業発達理論
- ジョン・クルンボルツ:学習理論、計画された偶発性
- ハリィ・ジェラット:キャリア発達における意思決定アプローチ
- エドガー・シャイン:組織心理学、組織内キャリア発達
- ナンシィ・シュロスバーグ:人生の転機とその対処
- ダニエル・ホール:心理的成功、プロティアンキャリア、関係性アプローチ
- サニィ・ハンセン:ILP統合的生涯設計、7つの重要課題
- マーク・サビカス:キャリア構築理論
以上12名の理論家と理論について学びました。
途中風邪を引き、しかも長引いてしまって、なかなか終わりませんでした。。
chapter 8(7/3):自己理解と仕事の知識
キャリアコンサルタントの重要な役割として、クライアントが正しく自分を理解し、かつ業界・職種・企業情報を幅広く得ることで、自分にふさわしい仕事を選択できるように支援するということがあります。
そのための学びなのですが、私自身が自分を理解するための学びとしてとても有用だと思いました。
これ、中学生か高校生の時に知りたかったよ・・という内容ばかりです。
chapter 9(7/4):職業能力の開発について
- 人口減少
- さらなる少子高齢化
- IT等の技術の進歩、革新
- グローバル化のさらなる進展
といった社会背景のもと、全員参加の社会・人材の最適配置が求められています。そんな中でキャリアコンサルタントが個々の労働者の職業能力開発のために知っておくべき以下のような事柄を学びました。
- 職業能力開発基本計画とその変遷、今後の方向性
- 職業訓練・キャリア形成支援に関する助成金
- ジョブ・カード制度
chapter 10(7/5):人事労務管理について
企業における人事労務管理について理解を深めます。
- 組織における雇用管理の仕組み
- 人事労務施策・制度の動向と課題
- 組織内のキャリア形成に関する支援制度・能力評価基準
- ワークライフバランス
- 労働者の属性や雇用形態に応じたキャリアに関する共通課題
といったことについて学び、キャリアコンサルティングの中で、相談者の状況を入社から退職までの流れの中で、把握・支援できるようになることを目指します。
chapter 11(7/6):労働市場と学校教育について
労働市場については、
- 社会情勢や産業構造の変化とその影響
- 最近の労働市場や雇用の動向
学校教育については、
- 学校教育制度
- 学校種ごとの教育目標
- 成長段階ごとの発達課題に応じたキャリア教育
といったことについて学びました。
chapter 12(7/7):労働関係法、社会保障制度について
- 職業安定法
- 雇用対策法
- 職業能力開発促進法
- 労働基準法
- 労働安全衛生法
といった労働関係法きや、年金、社会保険等に関する社会保障制度など、労働者の雇用や福祉に関する法律や制度について、キャリア形成との関連について学びました。
学科対策が半分終わると中間試験がある
学科対策は、ここまででおよそ半分。
広いけれども、浅くてOK。
でも、それなりに大変そう、というのが正直なところです。
特に40歳を過ぎて記憶力の衰えを事あるごとに感じるので、試験で確実に合格ラインを超えるくらいに知識を定着させようとすると、かなりの時間を割いて反復する必要がありそうです。
私がとっている国家資格キャリアコンサルタント養成講座では、ここまで学ぶと中間試験があります。なので数日は試験対策の勉強をすることにしました。
試験となると意外と完璧主義な側面が顔を出します。中間試験での点数が良かろうが悪かろうが、本番で合格すればいいだけのことだとわかってはいるのですが。スクールの関係者に「こいつバカだ」とかカケラも思われたくないのかもしれません。あるいは見栄っ張り?
中高でもこれくらい勉強すればよかったよー。
まぁ、ここまで復習があまり十分ではないまま駆け足できてしまったので、一度知識の定着をある程度きちんとやっておく方が後々よろしいかと思います。
中間試験対策(7/8-7/10)
私が受けている養成講座では、学科のchapterごとに「ミニテスト」と呼ばれるちょっとした練習問題が用意されています。恐らくは過去問を研究して作られたもので、当然本番の試験対策としてはまず活用すべきもの。中間試験対策も、このミニテストを活用して行うことにします。
放送大学の単位取得試験や様々な資格試験で満点を取ってきた勉強法をここでも活用、一発合格を目指します。
step
1問題集を解く
練習問題、過去問題や予想問題等、手元にある問題集(なければ買う)を解きます。
step
2満点を取れるようになるまで繰り返し解く
練習問題、過去問題や予想問題は、満点が取れるようになるまで繰り返し解きます。
間違えたところはなぜ間違えたのか確認し、覚えられず答えられなかったところは覚え方を工夫します。
step
3問題と回答に枝葉を付けて知識を広げる
満点を取れるようになったら、選択問題については正解以外の選択肢や、問題文中に出てくる文言についても説明できるようにします。
例えば、正解以外の選択肢がなぜ正解ではないか、どういう問題だったらその選択肢が正解になるか、等。必要であれば、枝葉用の回答を作ります。
ここまでほぼ完璧になると試験では満点か満点近い点が取れます。
養成講座の学科対策に不満・・・
実技の授業が始まる数週間前に学科対策の講座を受講し終えたので、学校提供のアプリを使って学科対策を強化したいと思ったのですが。
なんと。
実技の授業が終わってからでないと使わせてもらえないんだそうです。
このトシになると学科の問題って、ある程度の期間をかけて繰り返しやってこそ確実に点がとれるのに、だから一日の勉強時間を多めにして早めに学科の講座を受け終えたのに、試験直前にならないと使わせてもらえないシステムって何なの。
「知識の定着はどうでもいい、受かればOK」
そんなニオイを少し感じてしまいました。
そのアプリを使えない間、どんな学科対策を勧めるというのか?
訊いてみたらば「動画を繰り返し見て」と言われました。
バカじゃないの。
試験対策はアウトプットを増やしてこそだよ。
インプットばかりしてどうする。
学校のアプリに頼らず、自分で過去問を繰り返し解くことにしたのでした。