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小論文対策 過去問2024年度第2問(1)|放送大学大学院修士課程入学筆記試験対策

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

大学院入試の小論文対策も、
福祉士養成講座のレポートの時みたいに記事にしちゃえ!
と、ふと思いつきました。

本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)

目次

小論文の書き方

小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。

問題

この記事では、2024年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(1)に取り組みます。

新型コロナウィルスのワクチン接種の意義を書きなさい。また副反応があっても接種するべきか、摂取しなくてもよいか、自分の考えを書きなさい。

これを800字程度で書けと。

課題の意図把握

第一次選考(筆記試験)で見られるのは、与えられた課題に対する理解力および論述能力。

時代を見る目。
現代社会に対する感覚。
社会問題に対する視点。

そんなところを書き表せるといいかなと思いました。

本当のところは知らないよ。

知識の整理

課題に関する知識を整理して、問題提起を行います。
5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのようにしたか)を意識しつつ、できるだけ深く掘り下げます。

解答例

 まず、新型コロナウィルスのワクチン接種の意義について述べる。
 個人にとっては、自分自身の発症予防、重症化・死亡予防という意義がある。社会にとっての意義は、新型コロナウィルス感染症の蔓延防止、新型コロナウィルス感染症の蔓延による社会的混乱の防止、ワクチン接種を何らかの理由で受けられない人を守ること、感染症を根絶・排除すること、が挙げられる。
 新型コロナウィルスのワクチン接種では多く場合副反応を伴ったが、個別の事情により接種できない人以外は接種するべきだと私は考える。より多くの人が接種することで集団免疫が獲得され、新規の感染者が出ても流行が阻止され、結果的に事情があって接種できない人を守ることにもつながるからだ。
 副反応があっても接種するべきと考える理由は他にもある。新型コロナウィルス感染症の流行が始まってからしばらくの間、感染症の正体がいまひとつわからないことによる不安が社会全体を覆い、社会に様々な影響が及んだ。社会において機能を停止するわけにいかない機関で集団感染が発生し、混乱が生じた。また、新型コロナウィルス感染症をめぐって様々な主体から真偽問わず様々な情報が発信され、社会に大きな影響を及ぼした。WHOはパンデミックを宣言する前にインフォデミックの危険性について警告を発したが、日本においては当該感染症そのものについても、そのワクチンについても、信頼性の高い情報とそうではない情報が入り混じって不安や恐怖と共に急激に拡散され、社会の混乱を助長したと言える。
 以上のような社会に与える負の影響を軽減するには、感染症の蔓延を防止する必要があり、そのためにはより多くの人がワクチンを接種する必要があったと考えられる。しかし、ワクチンについても誤情報・偽情報が拡散し、多くの人が不安に陥った。行政や医療機関には正しい情報を根拠と共にわかりやすく提示すること、情報を受け取る側には情報源を確認して信頼性の高い情報を選ぶリテラシーを身に付けることが求められると考える。

以上、839文字。

ChatGPTの解答例

 新型コロナウイルスのワクチン接種の意義は多岐にわたる。まず、ワクチン接種の最大の意義は、感染症の予防と広がりの抑制にある。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、急速に拡大し、世界中で多数の感染者と死亡者を出した。ワクチンは、ウイルスに対する免疫を体内に作り出すことで、感染リスクを低下させ、感染が広がる速度を遅らせる役割を果たす。これにより、集団免疫の獲得が進み、社会全体の健康が守られる。
 次に、ワクチン接種は、医療システムへの負担を軽減する意義がある。感染が広がると、病院や医療機関におけるリソースが圧迫され、治療が困難になる場合がある。ワクチン接種によって感染者の数が減少することで、医療機関の負担を減らし、医療資源をより効果的に活用することができる。また、ワクチン接種は、重症化のリスクを低下させるため、入院や死亡のリスクも減少させる。
 副反応については、ワクチン接種に伴う副反応はあるが、これらを踏まえて接種の是非を考える必要がある。一般的な副反応としては、接種部位の痛み、発熱、倦怠感などが挙げられる。これらの副反応は通常一時的であり、数日以内に自然に回復することが多い。重篤な副反応が報告されることもあるが、その頻度は極めて低い。さらに、ワクチンの安全性は数多くの臨床試験と実施により確認されており、全体としては利益がリスクを上回るとされている。
 したがって、私の考えとしては、ワクチン接種は積極的に行うべきであると考える。副反応のリスクは確かに存在するが、その多くは軽微であり、ワクチン接種によって得られる社会的および個人的な健康の利益は、リスクを大きく上回る。特に、集団免疫の獲得や医療システムの保護といった公共の利益を考慮すると、ワクチン接種の意義は非常に大きい。
 また、ワクチンを接種しないことによるリスクも考える必要がある。接種を受けない場合、感染症のリスクが高まり、また、他者に感染を広げる可能性も増す。特に高齢者や基礎疾患を持つ人々に対しては、感染のリスクが大きく、これらの人々を保護するためにも、ワクチン接種が推奨される。
 総じて、新型コロナウイルスのワクチン接種は、感染症の予防と医療負担の軽減に大きく貢献するため、副反応があっても接種するべきである。個人の健康だけでなく、社会全体の健康を守るために、積極的なワクチン接種が必要である。

以上、989文字

終わりに

新型コロナウィルス感染症が流行し始めた頃、もや~っとしたイヤ~な感じの漠然とした不安感みたいなものがあったこととか、思い出しました。

マスク警察とか、自粛警察とか、ああいうのはイヤなんだけど、ああなってしまう気持ちもわからないではなかった。

マスクをしているのに、くしゃみする時に限ってマスクを外す人とか、喋る時に限ってマスクを外す人とかいると、何かトゲトゲした物が心に生じるのは、今もある。

なんてことも考えてしまったテーマでした。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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