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小論文対策 過去問2012年度第2問(2)|放送大学大学院修士課程入学筆記試験対策

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

この記事では、大学院入試対策の取り組みについて書いています。

本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)

目次

小論文の書き方

小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。

問題

この記事では、2012年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(2)に取り組みます。

(生活領域)
骨格筋は使わないと萎縮するが、一方で、関節は使いすぎると損傷を被る、といわれることがある。この考え方に基づいて、不活動ならびにオーバートレーニングについて、その問題点と課題について論じなさい。

これを800字以内で書けと。

出題から10年以上経っていますが、これもやっておくか・・。

課題の意図把握

第一次選考(筆記試験)で見られるのは、与えられた課題に対する理解力および論述能力。

この問題では、
・不活動とオーバートレーニングについて基本的な知識があること
・問題点と課題についての整理のし方
を適切に書き表せると良いのではと考えました。

と、仮定しました。
本当のところは知らないよ。

知識の整理

厚生労働省:健康づくりのための身体活動・運動ガイド
最新バージョンは、2023でした。

1 解答を求める問い。試験などの問い。「数学の—を解く」「入試—」

2 批判・論争・研究などの対象となる事柄。解決すべき事柄。課題。「そんな提案は—にならない」「経済—」「食糧—」

3 困った事柄。厄介な事件。「新たな—が起きる」

4 世間が関心をよせているもの。話題。「—の議員」

goo辞書

1 与える、または、与えられる題目や主題。「論文の—」「—図書」

2 解決しなければならない問題。果たすべき仕事。「公害対策は今日の大きな—である」「緊急—」

goo辞書

辞書ではよくわからない。

「問題点」とは目標を達成しうる「ありたい姿」に対する「現状の姿」との間のギャップ(差)を意味します。

「課題」は問題点を解決するためのなんらかの方策の事を意味します。

サイバーリンクス

解答例

 まず、不活動の問題点を挙げる。代表的な問題点は骨格筋が低下することである。これに関連して不活動には、関節への負担増加、基礎代謝の低下、肥満、生活習慣病のリスク増加、免疫力低下、精神的な問題のリスクや死亡リスクの増加といった問題点がある。
 では、運動すればいいのかといえばそうではなく、オーバートレーニングも様々な問題を引き起こす。過度の疲労によって筋肉や関節が損傷しやすくなり、怪我のリスク増加、免疫力や睡眠の質の低下、ホルモンバランスの乱れ、精神的な問題のリスク増加といった問題点がある。
 身体活動や運動が足りないことにも、多すぎることにも、問題がある。
 これらの問題点に対して設定できる課題は何か。
 最も重要な課題として、不活動やオーバートレーニングが人間の身体に及ぼす影響の仕組みについて、正しい知識を得ることが挙げられる。正しい知識は、正しい行動へとつながり、不活動やオーバートレーニングの予防につながると考えられる。
 次に、自身の活動の状態や栄養状態、栄養素の働きを知る事も重要な課題である。
 不活動の時間が長すぎる場合には、日常生活の中に運動や身体活動を意識的に取り入れると良いだろう。運動を取り入れる場合には、個人の年齢や状態に合わせて適切な強度や量、回数、休息日を組み入れ、計画的にトレーニングすると良い。
 また、骨格筋や関節、その周辺組織は、私たちが食べるものから作られる。たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラル等の栄養バランスを整えることは、骨格筋の萎縮や関節の損傷が起こりにくい身体づくりに資すると考えられる。
 最後に、上記の課題への取り組みを実践する際の課題として、「楽しみながら」「可能なものから」行うということを挙げる。苦痛に満ちた無理な取り組みは、続かないか、心身に悪影響があるだろう。知恵と工夫をこらして、楽しく、適度な筋力と健康な関節を保てると良い。

以上、794文字

Geminiの解答例

骨格筋は使わなければ萎縮し、関節は使いすぎると損傷するという考え方は、どちらも身体の健康維持において重要な視点です。この両極端な状態が、不活動とオーバートレーニングに繋がります。

不活動の問題点

不活動は、骨格筋の萎縮を招き、基礎代謝の低下、筋力の低下、柔軟性の低下といった様々な問題を引き起こします。これにより、生活習慣病のリスクが高まり、QOLの低下にも繋がります。また、骨密度が低下し、骨折のリスクも高まる可能性があります。

オーバートレーニングの問題点

一方、オーバートレーニングは、関節や筋肉の損傷、疲労骨折、免疫力の低下、精神的なストレスなど、様々な健康問題を引き起こします。過度な運動は、筋肉の回復を妨げ、パフォーマンスの低下にも繋がります。

両者のバランス

これらの問題点を踏まえると、健康な身体を維持するためには、骨格筋を適切に使い、関節への負担を最小限に抑えることが重要です。つまり、不活動とオーバートレーニングのバランスを保つことが求められます。

課題と解決策

現代社会では、長時間座り続ける生活スタイルが定着しており、不活動になりやすい環境にあります。この問題を解決するためには、日常的に体を動かす習慣を身につけることが重要です。ウォーキングや軽い運動を習慣化したり、通勤時に一駅前で降りて歩くなど、工夫次第で運動の機会は増やせます。

オーバートレーニングを防ぐためには、計画的なトレーニングが不可欠です。無理のない範囲で運動強度や頻度を調整し、十分な休息を取るようにしましょう。また、栄養バランスの改善や睡眠の質の向上も、回復を早める上で重要です。

まとめ

骨格筋と関節の健康は、密接に関連しています。不活動とオーバートレーニングは、どちらも健康に悪影響を及ぼすため、両者のバランスを保つことが大切です。自分の体力や年齢に合った運動を行い、健康的な生活を送ることが理想です。

以上、789文字

あれっ
急に字数制限に対応した

終わりに

頭の中にごっちゃり詰まった知識の中から、必要なものを引き出すのが大変だよう。
アウトプットの練習がもっと必要なのかなぁ。
アウトプット自体、フレームワークを使うとどうなるんだろう。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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