と言うと、大抵の人が驚いて色々聞いてきます。
この記事は、よく尋ねられる質問に対する答えを交えつつ、アリゾナに向かって一人で旅に出るまでのステップを10にまとめましたた。
これから一人旅に出られる方、旅行会社に頼らず旅をしたいと思う方の参考になったらとても嬉しいです。
一人旅をしてみたいけれどまだ踏み出せないでいる、という全ての人を応援します。
私は今までに何回か海外一人旅を経験しました。
私ができたのだから、きっと誰にでもできる。ような気がします。
とはいえ、女性の一人旅は多分犯罪のターゲットとして狙われやすいので、要注意!
ここは強調しておきます。
飛行機のチケット購入
出発予定の半年ほど前に、東京ーツーソン往復チケットをエクスペディアで購入。
これが旅の最初のステップ。
旅の始まりです。
「いつか行きたいな」を「行く予定」にしてしまう。
これがなければ旅が始まりません。
一人旅なので、自分の予定さえ確認できればOK。
一緒に行く人がいないので、他の人の調整は不要。
なんて身軽な!
とはいえ、既婚の方だったら配偶者さんのご了承は事前に得ておく方がよいでしょう。
え?当たり前?
ちなみに、飛行機のチケットを買ったこの時点では、アリゾナ州第二の都市ツーソン在住の知人の家に一度寄って荷物を一部置いて、身軽になってセドナやグランドキャニオンに行くつもりでした。
セドナに関する本購入
この度のそもそもの始まりは、ツーソン在住の知人Kさんからお誘いいただいたことですが、ツーソンに行くついでに、アリゾナ州内の他のところにも行ってみようと思いつきました。
パワースポットで話題のセドナや、超有名どころのグランドキャニオンなど、面白そうな場所を思いつきはしたものの、予備知識はほぼゼロ。
アマゾンや近所の本屋で探して、セドナの本を1冊購入しました。
アリゾナについての良さげな本は、残念ながらありませんでした。
セドナの宿泊予約
エクスペディアで、セドナの宿を予約しました。
1泊5000円程度のお手頃価格な宿です。
アップタウンまでは少々距離があるものの、ベルロックが目の前に見える、とても素敵な場所でした。
予定変更、ツーソン宿泊予約
飛行機のチケットを買った時には、一旦ツーソンのKさん宅にお邪魔して、荷物を少し置いてからセドナやグランドキャニオンを周ろうと思っていたのですが、「全部廻り終わってからうちにいらっしゃーい」と言われて予定変更。初日にツーソンで一泊するホテルの予約をしました。
というのも、買った飛行機のチケットはキャンセル&変更不可の安いもの。しかもツーソン到着が夜10時過ぎ。
セドナに直接行くのであれば、本来はフェニックス空港着が近くて便利ですが、チケットは変更できないので、1日目は急遽ツーソンで空港近くのホテルに泊まることにしたのでした。
これもエクスペディアで予約しました。
朝食付きで一泊6000円程度。
無料の空港送迎サービス付きで、これを利用すれば空港からほんの数分の、とても良いホテルでした。
ツーソン〜セドナ間の乗り物予約
旅の初めには、ツーソン在住の知人Kさんのお宅で、あれこれ聞きながらセドナにどうやって行くか決めようと思っていたのですが、Kさんを頼りにするべきではないことが判明。彼女はツーソン市内で路線バスに乗ったことがなく、バスの乗り方や、セドナやグランドキャニオンのツアーについてもほとんど何もご存知ないのでした。
そのため、ツーソンからどうやったらセドナまで行けるのかを調べるところから自力で調べることとなりました。
あれこれ調べた結果、ツーソンーフェニックス間は「グレイハウンド」という長距離バスを使い、フェニックスーセドナ間は「アリゾナシャトル」というシャトルサービスを使うと安上がりらしい、ということが判明。それぞれを下記サイトで予約しました。
・ツーソンーフェニックス間:グレイハウンド
・フェニックスーセドナ間:アリゾナシャトル
どちらも往復分をウェブで予約。
グランドキャニオンツアー予約
- セドナ発
- 日帰り
- ガイドが日本語
- お手頃価格
というグランドキャニオンツアーがなかなかありません。
あちこち探して比較検討した上で、アトラスアメリカの日帰りグランドキャニオンツアーを予約しました。
トレッキング用のアイテム購入
山歩きは趣味ではないし、ジョギングはするがトレランはしないので、山や岩漠をうろつくのに適した服や靴、帽子などのアイテムを持っていなかった。
一通り揃えた後、出発間近に「アリゾナは蜂が怖いから、黒はやめた方がいいよ」と言われ、慌てて再度買い物。黒いものが結構あったのだった・・。
モニュメントバレーツアー予約
出発の5日ほど前になって、グランドキャニオンツアーを予約したアトラスアメリカから連絡がありました。
キャンセルがあって催行最少人数割り込みツアーが中止になりました・・
とのこと。
プラス80ドル程度で行ける同じ日の別のツアー(モニュメントバレー日帰りサンセットツアー。こっちは確定)をご提案いただいたので、代わりにそれを予約しました。
性格のあまり良くない私は、グランドキャニオンのツアーは最初から催行最少人数を割り込んでいたのではないかと勘ぐっていますが、結果的にはモニュメントバレー行きはとても良い経験だったので、アトラスアメリカさんにはとても感謝しています。
モニュメントバレー、最高でした。
パッキング
旅に出る前はいつも忙しくて、道中必要そうなものをがさっとスーツケースに適当に入れて出かけてしまいます。
でも今回は、路線バスや長距離バスを乗り継いでの移動が多く、スーツケースや大きい荷物は邪魔になりそうだったので、35リットルのバックパック1つで行くことにしました。
なので、これがなければ死んでしまうかも、とか、これがなければ耐え難いくらい不快になる、というものだけ残して、荷物を最低限に減らします。
それでも2週間近い旅なので、詰めるのに一苦労でした。
旅のしおり作成、パスポートコピー
今回の旅では、無精な私にしては珍しく、旅のしおりを作りました。
何時何分に、どこから何のバスに乗って、どこで降りて、というのが結構細かくて、とても頭に入りきらないので。
小学校の遠足のときにもらったようなやつです。
家を出発するところから、
●時●分に羽田行きのバスに乗車
乗る飛行機はコレ
LAXで●●便に乗り換え
ツーソンに着くのが●時
宿泊するホテルは●●
空港に着いたらホテルに電話をして迎えを頼む、電話番号:●●
・・・
翌日のグレイハウンドは●時発
それに間に合うように空港●時発の6番バスに乗車
・・・
などの必要事項を全て記載。
おかげで道中ほとんど問題無く、地図も適宜入れておいたので、迷ったときに人に聞くときにもお役立ち。
「これすごいわー」と道中何度も感心しました。
以前の旅が、いかに行き当たりばったりであったか、ということでもありますが・・。
全ての行程や宿泊先などを記したこの旅のしおりは二部印刷して、一部をパスポートのコピーと共に夫に渡しました。万が一のとき、例えば遺体の確認などの際、夫には私のパスポートの情報が必要だろうと思ったので。
おわりに
こんなところです。
旅行会社が作ったツアーであれば、自分であれこれ調べることも考えることもなく、楽して効率の良い旅行ができるのは間違いありません。
私には多分、楽な旅が合っていないのだと思います。
すべてお膳立てされた旅も、つまらないということはないのですが、充足感・満足感が桁違いに。できるだけ自力で旅をした方が、ずっと幸福度が上がります。
何でも自分で確認して考えて判断して決めたいし、自分の力で成し遂げたことは、バス停に無事辿り着いただけでも、心に残る大冒険。
皆さんもぜひ、良き旅を。
コメント