こんにちは、ブジカエルです。
この記事では、大学院入試対策の取り組みについて書いています。
本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)
小論文の書き方
小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。
問題
この記事では、2013年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(2)に取り組みます。
(健康領域)
少子高齢化が社会に与える影響を、医療・介護の提供体制の観点から説明しなさい。また、その対策について自分の考えを書きなさい。
これを800字以内で書けと。
これは一度整理しておいてもいい課題かなと思いました。
課題の意図把握
第一次選考(筆記試験)で見られるのは、与えられた課題に対する理解力および論述能力。
この問題では、
・今の日本の社会、少子高齢化に関する問題について基本的な知識があること
・今の日本の社会に関する状況を見る視点・理解のし方
を適切に書き表せると良いのではと考えました。
と、仮定しました。
本当のところは知らないよ。
知識の整理
少子高齢化が社会に与える影響とは。
- 人口減
- 労働人口の減少
- 求人を出しても人が集まらない
- 各種サービス提供体制の弱体化(物流、介護)
- 税金、保険料収入の低減化
- 社会保障制度の持続可能性(健康保険、介護保険、各種年金)
- インフラの補修、管理(道路交通網、ガス水道等のライフライン)
- 世帯、空き家の増加、空き家問題
- 過疎化、限界集落化、消滅自治体
- 国力の低下
例えばこんなところが考えられると思いますが、特にこの中の、医療・介護の提供体制の観点から。
Geminiにも聞いてみた
少子高齢化が医療・介護の提供体制に与える影響について、Geminiにも聞いてみました。
少子高齢化は、日本社会が抱える最も深刻な問題の一つであり、医療・介護の提供体制にも大きな影響を与えています。主な影響は以下の通りです。
1. 医療・介護需要の急増
- 高齢者の増加: 高齢者は若年層に比べて医療・介護サービスの利用頻度が高いため、総需要が大幅に増加します。
- 慢性疾患の増加: 高齢化に伴い、高血圧、糖尿病、認知症など慢性疾患を抱える人が増え、長期的なケアが必要になります。
- 重度化: 高齢者の割合が増加するにつれて、要介護状態が重度化する人も増え、より高度な医療・介護サービスが必要となります。
2. 労働力不足
- 医療・介護従事者の不足: 少子化による労働人口の減少に加え、医療・介護の仕事は肉体的にきつく、長時間労働になりがちであるため、若い世代の志望者が少なく、人材不足が深刻化しています。
- 人材の高齢化: 既存の医療・介護従事者も高齢化しており、退職者が増えることで人材不足に拍車がかかります。
3. 財政負担の増大
- 医療費・介護費の増大: 医療・介護需要の増加に伴い、医療費・介護費が大幅に増大し、政府や国民の財政負担が重くなります。
- 社会保障制度の持続可能性への脅威: 医療保険や介護保険といった社会保障制度の財源が不足し、制度の持続可能性が危うくなります。
4. 医療・介護サービスの質の低下
- 人材不足によるサービスの質の低下: 人材不足により、一人当たりの患者数や利用者数が増え、十分なケアを提供できなくなる可能性があります。
- 待機者の増加: 医療機関や介護施設の数が不足し、サービスを受けたい人が待機リストに載る状況が生まれる可能性があります。
5. 地域医療・介護の崩壊
- 医療機関・介護施設の閉鎖: 人口減少や収益の悪化により、特に地方の医療機関や介護施設の閉鎖が相次ぎ、医療・介護サービスの提供が困難になる地域が出てくる可能性があります。
少子高齢化に対応するための対策
- 生産性向上: IT技術の導入や業務の効率化など、医療・介護の生産性を向上させる取り組みが求められます。
- 人材育成: 若年層の医療・介護分野への参入を促進し、人材育成に力を入れる必要があります。
- 働き方改革: 長時間労働の是正や待遇改善など、働きやすい環境を整えることで、人材の定着を図る必要があります。
- 予防医療の推進: 健康寿命を延ばすために、予防医療の推進が重要です。
- 地域包括ケアシステムの構築: 地域住民が安心して暮らせるよう、医療、介護、福祉が連携した地域包括ケアシステムの構築が不可欠です。
少子高齢化は、医療・介護の提供体制だけでなく、社会全体に大きな影響を与えています。これらの問題に対処するためには、政府、医療機関、介護施設、地域住民が一体となり、さまざまな対策を講じていく必要があります。
解答例
少子高齢化は医療・介護の提供体制に与える影響は大きく、制度の持続可能性が問われている。社会を構成する一人一人が、少子高齢化を他人事ではなく自分事として捉え、できることを行っていくことが求められている。
まず、少子高齢化が社会に与える影響について、医療・介護の提供体制の観点から述べる。
少子高齢化が進むと、高齢者や慢性疾患患者が増えるため医療・介護の需要が増加するが、一方で労働力は減少していく。その結果生じる問題としてはまず、公的医療保険や介護保険といった社会制度の財源が不足し、制度の持続可能性が危うくなることが上げられる。次に、労働力不足により医療・介護サービスの質が低下することが考えられる。さらに、労働力不足のため、医療・介護サービスを受けたくても受けられなくなる状況になる可能性もある。
これらの問題に対して打てる対策として、私は次の3つが柱となると考える。
まず、人材の育成は必須である。すべての業務の根幹は人である。現代の医療・介護に必要な人材のビジョンを描き、それに沿って育成する必要がある。
次に、生産性の向上も必要だろう。ICT技術、AI技術等の技術を活用し、医療DXも推進して可能な限り業務を効率化し、生産性を向上させる。医療・介護の領域では働きにくさがまだ残っており、生産性の向上は働き方改革の観点からも欠かせない。働きやすい環境を整えることで、人材が定着する効果も得られるだろう。
3つ目は、精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの中での予防医療・介護予防の推進である。精神障害の有無や要介護度に関わらず、住み慣れた地域で安心して暮らせる体制を構築し、その中で健康寿命を延ばす予防医療や介護予防の取り組みを推進できると良い。
少子高齢化が医療・介護に与える影響は大きく、その対策は待ったなしである。国民一人一人ができることに主体的に取り組むことが望まれる。
以上、795文字
ChatGPTの解答例
少子化は、医療・介護の提供体制に多大な影響を及ぼしている。 まず、人口高齢者の増加により、医療および介護サービスの需要が大幅に増加している。 特に、高齢者は慢性疾患であるや認知症などを恐れることが多く、これらの病状に対して長期的なケアが必要となります。そのため、医療機関や介護施設の利用が増加し、これに対応するための資源や人員が不足する事になります
次に、介護職員の不足が深刻な問題となっている。介護業界は、長時間労働や低賃金、精神的・身体的負担が大きいから、労働力を確保するのが困難である。そのため、質の高い介護サービスを提供するためには、十分な職員の確保が急務である。 また、医療機関においても、医師や看護師の不足が問題となり、特に高齢者医療を専門とする医療労働者の養成と確保が課題である。
さらに、少子高齢化により医療費の増加が当面に対する圧力を強化している。 高齢者に対する医療サービスの費用は年々増加しており、これに伴い医療保険制度や国家展望が圧迫されている。費用の増加は、保険制度の持続可能性に対する認識を踏まえ、暫定的な負担が増加しています。
これらの問題に対処するためには、いくつかの対策が必要である。 一つは、地域を含むケアシステムの推進である。 地域を含むケアシステムは、医療、介護、生活支援を統合的に提供するそれで、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように取り組む取り組みである。 このシステムにより、地域ごとのケアの質を向上させ、医療・介護の負担を
また、予防医療と健康寿命の延長が重要である。 健康寿命を延ばすことで、病気やケアの必要性を減少させることができる。 定期的な健康診断や生活習慣の改善を促進し、高齢者が健康を維持できるようにすることが、医療・介護の負担軽減につながります。
さらに、テクノロジーの活用も有効な対策である。 遠隔医療介護やロボットの導入により、医療・介護の効率化や負担軽減が期待される。に活用し、質の高いケアを提供します
最後に、介護職員の労働環境のや給与の改善が重要である。介護職の魅力を高め、職員の確保としっかりを行うことで、質の高い介護サービスの提供が実現できるんだ
少子高齢化が始まる医療・介護への影響を軽減するためには、これらの対策を総合的に実施し、持続可能な社会保障システムを構築する
なんだか今日は急に、クオリティ低下・・
Geminiの解答例
少子高齢化は、日本社会が抱える最も深刻な問題の一つであり、医療・介護の提供体制に大きな影響を与えている。
医療・介護提供体制への影響
少子高齢化により、高齢者の割合が増加し、医療・介護の需要が急激に高まっている。慢性疾患を抱える高齢者が増え、長期的なケアが必要となるケースも増加している。また、重度化が進み、高度な医療・介護サービスを求める声も高まっている。
一方で、労働人口の減少により、医療・介護従事者の不足が深刻化している。特に、若年層の医療・介護分野への参入が少なく、人材の高齢化も進んでいる。この人材不足は、医療・介護サービスの質の低下や、待機者の増加につながる可能性がある。
さらに、医療費・介護費の増大は、政府や国民の財政負担を重くし、社会保障制度の持続可能性を脅かしている。
対策
少子高齢化問題に対処するためには、多角的な取り組みが必要である。
1. 人材確保と育成
- 若年層の医療・介護分野への参入を促進するため、魅力的な職場環境の整備や、奨学金制度の拡充などが考えられる。
- 在宅医療や地域包括ケアシステムの推進により、多様な働き方を可能にし、人材の定着を図る。
- 外国人労働者の受け入れを検討し、人材不足を解消する。
2. 生産性向上
- IT技術の導入や、業務の効率化を図ることで、少ない人員で多くの患者・利用者に対応できる体制を構築する。
- 遠隔医療やAIの活用など、新しい技術を積極的に導入する。
3. 予防医療の推進
- 健康寿命を延ばすために、生活習慣病予防や早期発見・早期治療に力を入れる。
- 地域住民が主体的に健康づくりに取り組めるような環境を整備する。
4. 社会保障制度の改革
- 医療保険や介護保険制度の給付内容の見直しを行い、持続可能な制度へと改革する。
- 高齢者の医療費負担の軽減や、介護サービスの拡充を図る。
5. 地域包括ケアシステムの構築
- 医療、介護、福祉が連携し、地域住民が安心して暮らせるような環境を整備する。
- 在宅医療や地域包括支援センターの機能強化を図る。
まとめ
少子高齢化は、医療・介護の提供体制に大きな影響を与え、社会全体に大きな課題をもたらしている。これらの問題に対処するためには、政府、医療機関、介護施設、地域住民が一体となり、多角的な取り組みを進めていく必要がある。
以上、934文字
そうだな、制度改革はやらないとな。
終わりに
序論、本論、結論の形にするのが、少し楽になった気がします。
それにしても、今日はChatGPTが少し調子わるいような?
まぁ日々多少の変更改善をしているだろうし、その影響があってもおかしくはないか。