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小論文対策 過去問2014年度第2問(1)|放送大学大学院修士課程入学筆記試験対策

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

この記事では、大学院入試対策の取り組みについて書いています。

本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)

目次

小論文の書き方

小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。

問題

この記事では、2014年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(1)に取り組みます。

(生活領域)
現代の生活環境における情報もしくは情報通信技術(ICT)の利用に関し、あなたが一番重要だと考えるテーマをひとつあげ、それについて論じなさい。

これを800字以内で書けと。

こんな古い問題の、しかも自分の専攻する領域ではない問題までやった方がいいのか、迷いつつ。

課題の意図把握

第一次選考(筆記試験)で見られるのは、与えられた課題に対する理解力および論述能力。

この問題では、
・現代の社会を見る視点・理解のし方
・技術のメリット・デメリット、注意点についての理解
を適切に書き表せると良いのではと考えました。

と、仮定しました。
本当のところは知らないよ。

知識の整理

情報、情報通信技術について7~8年ほど前までの10年間ほど、随分勉強しました。
私の知識も随分干からびただろうと思い、最近の状況について見てみます。

総務省>白書

解答例

 現代の生活環境における情報や情報通信技術の利用に関して、私はリテラシーが最も重要だと考える。以下、リテラシーの必要性や留意点について論じることとする。
 現代社会は高度に情報化が進み、情報や情報通信技術を利活用することで、様々な便益が得られる。新たな技術やサービスが次々に生み出され、生活は便利になり、社会課題の解決も進む。銀行が進出しかねていた地域に住む人々が決済手段を得られるようになった、遠隔での業務が可能となりオフィスに出勤する必要がなくなった等、そのインパクトは大きい。
 一方、情報や情報通信技術を利用する際に注意しなければならないことも多くある。高度情報社会の進展とともに、情報のセキュリティや倫理に関する問題が多数生じている。例えば、ハッキングによるシステム障害、機密情報や個人情報の漏洩、著作権侵害、偽情報・誤情報、誹謗中傷、いじめ、詐欺等がある。さらに、睡眠障害、依存といった問題もある。
 情報や情報通信技術は便利なだけではなく、こうした問題も生じるのだという前提で利用する必要がある。その際に欠かせないのが情報に関するリテラシーである。情報通信技術の仕組みをある程度理解し、何をするべきで何をするべきではないのかを知り、トラブル時の対処を身に付ける必要がある。
 情報や情報通信技術の利用に関するリテラシーに関して、留意点を挙げる。まず、生涯学習的な要素があることである。情報に関する技術の発展する勢いは目覚ましく、一度学んだ後も更新し続けていく必要のあることが多くある。また、子どもや知的・精神障害者といった情報に関する弱者や、情報端末を利用することのできない人が一定数いることについても、留意する必要がある。全ての人が情報や情報通信技術の発展の恩恵を受け、危険から距離を置けるようにするためには、個人がリテラシーを高めるだけではなく、それが可能となる環境の構築が望まれる。

ChatGPTの解答例

 現代の生活環境における情報通信技術(ICT)の利用について考えると、多くの重要なテーマが浮かび上がるが、私が最も重要だと考えるのは「プライバシーとセキュリティの保護」である。ICTの進展により、私たちの生活は便利で効率的になったが、その反面、個人情報の漏洩や不正アクセスといったリスクも増加している。ここでは、このテーマの重要性とその対策について論じる。
 まず、情報通信技術の進化により、私たちは日常生活で様々なデジタルサービスを利用するようになった。インターネットバンキングやオンラインショッピング、SNSなどがその代表例である。これらのサービスは確かに便利であり、私たちの生活を豊かにする。しかし、それに伴って個人情報が大量にデジタル化され、インターネット上でやり取りされることになる。そのため、プライバシーとセキュリティの保護は非常に重要なテーマとなっている。
 まず、プライバシーの保護について考えると、個人情報がどのように収集され、使用されるかを理解することが重要である。多くのサービスがユーザーのデータを収集し、利用目的を明示せずに第三者に提供することがある。このため、ユーザーは自分の情報がどのように扱われるかを把握し、プライバシーを守るための対策を講じる必要がある。具体的には、サービス利用時にプライバシーポリシーを確認し、情報の取り扱いについて理解することが重要である。
 次に、セキュリティの保護についても重要である。セキュリティが不十分な場合、悪意のある攻撃者によって個人情報が不正に取得される可能性がある。例えば、フィッシング詐欺やマルウェアの感染といったリスクがある。これらの攻撃から身を守るためには、強固なパスワードを使用し、定期的に変更すること、二段階認証を導入すること、また、セキュリティソフトをインストールし、最新の状態に保つことが必要である。
 さらに、政府や企業による法規制やセキュリティ対策も重要である。個人情報保護法やGDPR(一般データ保護規則)などの法律は、個人情報の取り扱いについて一定の基準を設けているが、これに加えて、新たなリスクに対応するための規制の見直しや強化が求められる。企業も、情報セキュリティ対策を講じ、ユーザーに対して透明性を持った情報提供を行う必要がある。
 結論として、情報通信技術の進化は私たちの生活を便利にする一方で、プライバシーとセキュリティに関するリスクを増加させている。これに対処するためには、個人が注意深く情報を管理し、適切なセキュリティ対策を講じるとともに、政府や企業が法規制やセキュリティ対策を強化することが必要である。これにより、より安全で信頼性の高い情報社会を実現することができるだろう。

いい線行ってる
と思いますが、負けた気はしない。(←強がり)

終わりに

デジタル技術や情報に関することには昔から関心があって、10年ほど前には放送大学の情報コースの授業も随分履修しました。

今回、その頃のテキストを少し読み返して、この10年の間の変化を思い起こすと、情報技術の発展の勢いは本当に目覚ましい。
ビッグデータ、AI、等々、インパクトはいまなお大きいなと。

それに対して私は退化する一方のような・・。
あ、デジタル以外のところで進化してるところもあるか。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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