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小論文対策 過去問2019年度第2問(1)|放送大学大学院修士課程入学筆記試験対策

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

大学院入試の小論文対策も、
福祉士養成講座のレポートの時みたいに記事にしちゃえ!
と、ふと思いつきました。

本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)

目次

小論文の書き方

小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。

問題

この記事では、2019年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(1)に取り組みます。

(生活領域)
食のリスクとベネフィットをそれぞれ類型化し、類型ごとの具体例を挙げなさい。

これを800字以内で書けと。

こんな古い問題まで、しかも専攻する領域ではないものまでやった方がいいのか迷いつつ。

課題の意図把握

第一次選考(筆記試験)で見られるのは、与えられた課題に対する理解力および論述能力。

自分が専攻しようとしている領域についての基本的な理解。
現代社会の課題に対する視点。

そんなところを書き表せるといいはずなのですが。

専攻する領域ではない問題なので、どうしようかなと・・

知識の整理

課題に関する知識を整理して、問題提起を行います。
5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのようにしたか)を意識しつつ、できるだけ深く掘り下げます。

まず、食のベネフィットについて。
食には大きく3つの機能がある。
・栄養機能
・嗜好に関わる機能
・生体調節機能

つまり人間は食べることで、
・栄養(エネルギー、身体の構成物質、身体機能の調節物質)を得て生命を維持し活動する
・おいしさや香り、触感、見た目を味わい満足を得る
・体調リズムの調節、生体防御、疾病の予防・回復、老化制御等の調節・予防をする
といったベネフィットが得られる。
また、家族や友人と一緒に食事を摂ることで関係を深めるなど、精神的・社会的なメリットもある。

食に関する主なリスクとして、下記のものがある。
・栄養バランスの偏りによる健康リスク
・感染症リスク
・依存リスク
・アレルギーリスク

これらのリスクの具体例として、
・摂取する栄養のバランスが偏ることで、がん、心疾患、脳血管疾患、肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症などのリスクが高まること
・ノロウィルス、サルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、下痢原生大腸菌といった、ウィルスや細菌による食中毒
・糖質、アルコール等の依存症
・乳、卵、小麦、そば、ピーナッツ、えび、かに等によるアレルギー症状の出現
等がある。

解答例

 食に関する主なリスクとして、栄養バランスの偏りによる疾病・生活習慣病、感染症、特定の食べ物に対する依存、アレルギー症状等が挙げられる。
 具体例としては、摂取する栄養のバランスが偏ることで、がん、心疾患、脳血管疾患、肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症などのリスクが高まることが挙げられる。
 感染症の例としては、ノロウィルス、サルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、下痢原生大腸菌といった、ウィルスや細菌による食中毒がある。
 食べ物への依存としては例えば、糖質やアルコールの依存症がある。
 アレルギー症状を引き起こす食べ物として、乳、卵、小麦、そば、ピーナッツ、えび、かに等が挙げられる。
 次に、食のベネフィットについて述べる。
 食には大きく3つの機能がある。それは、栄養機能、嗜好に関わる機能、生体調節機能である。
 具体的には、食べることで栄養(エネルギーである糖質・脂質、身体の構成物質であるたんぱく質・ミネラル、身体機能の調節物質であるビタミン・ミネラル)を得て、生命を維持し活動している。
 また、食べる際にはおいしさや香り、触感、見た目を味わい満足を得るという、嗜好に関わるベネフィットも得ている。
 前述の五大栄養素の他、体調リズムの調節、生体防御、疾病の予防・回復、老化制御等の調節・予防をする、ポリフェノール等の成分も食を通して得られる。
 以上のように、食にはリスクもあるが、ベネフィットも大きい。家族や友人と一緒に食事を摂ることで関係を深めるなど、食には精神的・社会的なメリットもある。しかし、2024年に明らかになった、小林製薬による紅こうじ問題では亡くなる人も出るなど大変深刻な問題となった。また、気候変動による農作物の不作等、供給面の不安もある。栄養機能食品等、現代ならではのリスクにも対応し、より安全で信頼性の高い食品を、十分に供給する体制作りが望まれる。

以上、799文字

ChatGPTの解答例

食のリスクとベネフィットを類型化し、それぞれの具体例を挙げることで、食に関連する問題をより明確に理解することができる。以下にリスクとベネフィットの主要な類型を示し、それぞれに関する具体例を述べる。

まず、食のリスクには以下のような類型が存在する。

健康リスク
健康リスクは、食事が身体に直接的な悪影響を及ぼす場合である。例えば、過剰な塩分摂取は高血圧を引き起こし、心疾患のリスクを高める。高脂肪食は動脈硬化や糖尿病の原因となる。また、特定の食品に含まれる添加物や農薬が長期間にわたって健康に影響を与えることもある。アスパルテームやその他の人工甘味料が健康に与える影響については議論が続いているが、一部の研究では神経系に影響を及ぼす可能性が指摘されている。

アレルギーリスク
食物アレルギーは、特定の食品が免疫系に異常反応を引き起こすことによって生じる。例えば、ピーナッツや乳製品にアレルギー反応を示す人々は、これらの食品を摂取することで重篤なアナフィラキシーショックを引き起こす可能性がある。アレルギー反応は生命を脅かすこともあり、食事管理が必須である。

食品安全リスク
食品の安全性に関わるリスクは、汚染や不適切な取り扱いによって発生する。例えば、サルモネラ菌や大腸菌による食品感染症は、食品が不適切に調理されたり保存されたりすることで発生する。これにより、下痢や嘔吐、さらには重篤な健康問題が引き起こされる。

次に、食のベネフィット(利益)の類型について述べる。

栄養価による健康増進
食品が豊富な栄養素を提供することで、健康を促進する例がある。例えば、野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルは免疫力を強化し、病気予防に寄与する。また、魚に含まれるオメガ-3脂肪酸は心血管疾患のリスクを低減することが多くの研究で示されている。

心の安定と幸福感
食事が精神的な健康に良い影響を与える場合がある。例えば、ダークチョコレートには気分を改善する効果があるとされ、ストレス軽減や幸福感の増加に寄与する。また、食事を共にすることで社会的なつながりが強まり、心理的な安定感を得られることも多い。

社会的・文化的な利益
食文化の維持や発展に寄与する食品もある。例えば、地域特有の伝統的な料理は、その地域の文化や歴史を反映し、地域社会のアイデンティティを形成する。食事を通じて社会的な絆が深まり、コミュニティの結束力が強まる。

以上のように、食にはリスクとベネフィットが存在し、それぞれが異なる側面で影響を及ぼす。リスクを理解し、それに対処することで健康を守り、ベネフィットを最大限に活かすことで、より良い生活を送ることが可能である。

以上、1096文字

800字以内って、言ったのに・・

終わりに

どうしてChatGPTは文字数制限を守ってくれないんだろう。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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