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小論文対策 過去問2021年度第2問(3)|放送大学大学院修士課程入学筆記試験対策

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

大学院入試の小論文対策も、
福祉士養成講座のレポートの時みたいに記事にしちゃえ!
と、ふと思いつきました。

本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)

目次

小論文の書き方

小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。

問題

この記事では、2021年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(3)に取り組みます。

(福祉領域)
2020年新型コロナウィルスショックで、国民各層に生活不安が広がっている。どのような社会的方策が必要か、論じなさい。

これを800字程度で書けと。

課題の意図把握

時代を見る目。
現代社会に対する感覚と、問題解決の視点。

そんなところを書き表せるといいかなと思いました。

本当のところは知らないよ。

知識の整理

課題に関する知識を整理して、問題提起を行います。
5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのようにしたか)を意識しつつ、できるだけ深く掘り下げます。

解答例

 新型コロナウィルスの世界的な拡大により、新たな生活不安が生じている。このような時には、複数領域の専門家が連携して、最新の知見を組み合わせた有効な方策を、社会全体で広く実施する必要がある。
 生活不安としては、人と接することへの不安(感染は怖いが家の外に出ざるを得ない、外出先で感染しないだろうか、等)、感染そのものに対する不安(感染したらどうなるのだろう、医療はちゃんと受けられるのか、死んでしまわないだろうか、等)、収入の問題(勤務先のホテル等でシフトが減ってしまった、等)、差別や嫌がらせの問題(感染したら職場で差別されるのではないか、等)が挙げられる。
 こうした生活不安に対処する社会的方策としては、次のようなことが考えられる。
 1つ目の人と接することへの不安については、新型コロナウィルスやその感染予防に関する正しい知識を普及させることが考えられる。2つ目の感染そのものへの不安については、感染した場合の対処や医療の状況、死亡リスク等に関する正しい情報を提供することと、その正しい情報に人々がアクセスしやすくすることが重要である。3つ目の収入の問題については、実際に職を失った人に対して十分な支援ができるよう、ハローワーク等が正常に機能し続けられるような方策が望まれる。また、一時的に収入が減った等の人に対する援助、例えば緊急小口資金等の窓口に人が殺到したとしても、十分に機能できるようバックアップする体制があると良い。4つ目の差別や嫌がらせの問題では、人々の意識に働きかける方策が必要と考えられる。例えば、新型コロナウィルスに感染したことに対する差別や嫌がらせは不当であることや、行き過ぎた正義感に基づく行為には問題があること等、共通認識を多くの人が持てることは有効に働くのではないか。
 未知の感染症拡大により先が見通せない今、人の心は不安に陥りやすくなっている。医療や心理学、その他複数領域における最新の知見を専門家が持ち寄り連携して、有効な社会的方策を考案し、効果的に実施することが望まれる。

以上、853文字

ChatGPTの解答例

 2020年の新型コロナウイルスショックは、国民各層に広範な生活不安を引き起こした。経済活動の停滞、失業の増加、収入の減少などにより、多くの人々が日常生活において深刻な困難に直面している。このような状況に対応するためには、以下の社会的方策が必要である。
 まず、経済的支援の強化が最も重要である。新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が営業を縮小または停止し、失業率が急上昇した。これに対処するためには、失業手当の増額や、収入が減少した家庭への直接的な経済支援が必要である。具体的には、一時的な生活支援金の支給や、家賃の補助、光熱費の支援などが考えられる。こうした経済的支援により、生活が困難な家庭が最低限の生活を維持できるようになり、社会全体の安定性が保たれる。
 次に、雇用の維持と創出に向けた政策が重要である。企業が従業員を解雇せずに済むように、雇用調整助成金の支給を拡充することが必要である。また、新たに雇用を生むためには、公共事業の推進や、地域経済の活性化を図る施策も有効である。例えば、公共インフラの整備や、地域の振興プロジェクトに投資することで、地域経済を支え、雇用の機会を創出することができる。
 さらに、メンタルヘルス支援の充実も欠かせない。経済的な不安や社会的な孤立感から、精神的な健康問題が増加している。これに対処するためには、心理的サポートを提供するカウンセリングサービスや相談窓口の拡充が求められる。オンラインカウンセリングや地域の保健所による支援など、アクセスしやすい形でのメンタルヘルスサービスを整備することが重要である。精神的な健康を支えることで、生活の不安を軽減し、社会全体の健全性を維持することができる。
 加えて、教育やスキルアップ支援も重要な方策である。多くの人が職を失う中で、新たな職業スキルや知識を習得することが求められる。政府は、職業訓練や再教育プログラムを提供し、失業者が新たな仕事を見つける手助けをするべきである。特に、デジタルスキルやオンライン業務の習得が今後の労働市場での競争力を高めるために有効である。
 総じて、2020年の新型コロナウイルスショックによって引き起こされた生活不安に対処するためには、経済的支援の強化、雇用の維持と創出、メンタルヘルス支援の充実、教育やスキルアップ支援が必要である。これらの方策を通じて、国民が安定した生活を送れるよう支援し、社会全体の安定を図ることが求められる。

以上、1022文字

終わりに

毎度大したことが書けませんなぁ・・

それはさておき。
今回解答例を書きながら、新型コロナウィルスが流行し始めた頃の、漠然とした不安感を思い出しました。

バカ高い価格になったマスクとか。
次亜塩素酸水をもらいに公共施設まで行ったこととか。
そんなことも思い出しました。

本題とは関係のない話ですが。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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