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小論文対策 過去問2022年度第2問(2)|放送大学大学院修士課程入学筆記試験対策

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

大学院入試の小論文対策も、
福祉士養成講座のレポートの時みたいに記事にしちゃえ!
と、ふと思いつきました。

本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)

目次

小論文の書き方

小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。

問題

この記事では、2022年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(2)に取り組みます。

人との関わり(ケアを含む)における「安心」と「信頼」の違いとは何か。人と関わる場面や状況での例を示しながら、その違いに関するあなたの考えを論じなさい。

これを800字程度で書けと。

課題の意図把握

  • 所与の情報から問題提起する力があること
  • 上記のようなことについて文字で表現する力量

を表現できると良いかなと考えました。

そう仮定したけどね
本当のところは知らないよ

知識の整理

課題に関する知識を整理して、問題提起を行います。
5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのようにしたか)に基づき、できるだけ深く掘り下げます。

人との関わり(ケアを含む)における「安心」と「信頼」の違いについて、
人と関わる場面や状況での例を示しながら、その違いに関する自分の考えを書けばいいので、そんなに難しくはないような気もします。
ただ、論じなければならないので、論文の形になっていないと、というところか。

解答例

 人との関わりにおける「安心」と「信頼」の違いについて、福祉サービス事業所の利用者と支援者を例に論じる。
 福祉サービス事業所でサービスを提供する支援者は、利用者と信頼関係を築くことを求められる。しかし、利用者に対して無条件に安心を与えることは求められない。利用者ー支援者間において信頼関係は必須のものと言えるが、安心はそうではないと言えよう。しかし、利用者と支援者が互いに信頼し合うことにより、安心は生まれてくるのではないだろうか。
 安心とは、心が安らかなことを表すと考えられ、大小様々な要素により変化する感情、情動の一つである。逆に安心していない状態を表す言葉としては、不安、怖い、恐ろしい等が挙げられる。
 信頼とは信じて頼ることができる状態を表すと考えられる。逆の信頼していない状態としては、不信、疑惑、拒絶等が挙げられる。利用者は、目の前の支援者を信頼していいものか、常に見定めていると思われる。利用者ー支援者間において信頼関係が築けない場合、支援がうまくいかない、利用者から支援を拒否されること等が考えられる。そのため支援者は、利用者との相性の良し悪しはともかく、利用者との間に信頼関係を築こうとする。いったん信頼関係を築いたとしても、支援者側にはその関係を維持する努力が必要である。ちょっとしたことで利用者からの信頼を失う可能性があるからである。信頼とはこのように、利用者ー支援者間の間に常にあり続けるべきものである。
 一方、福祉サービス事業所において利用者が常に安心する状態を提供することは、求められてはいないと言える。人はちょっとしたことで緊張するし、不安にもなる。利用者の中に、不安を募らせる特性のある人や、その日の自律神経の調子によって特に理由なく緊張が高まり不安感が高まる人がいる場合も考えられる。
 しかし、そのようになかなか安心できない人とも、信頼関係を築くことは可能である。その信頼関係をベースに行う支援により、利用者が安心できる状況は増えると思われる。

以上、867字

少し時間を置いて読み直したら、全然ダメダメに思えてきました。
思いつきと勢いのクオリティを上げないとダメだ・・

ChatGPTの解答例

「安心」と「信頼」は、人との関わりやケアの場面でしばしば使われる言葉だが、それぞれ異なる意味を持つ。これらの違いを理解することは、ケアを提供する上で非常に重要である。以下に、それぞれの概念の違いを具体的な例を挙げて論じる。

「安心」とは、主に状況や環境が安定していることから生まれる感情であり、個人が脅威や不安から解放されている状態を指す。例えば、医療機関でのケアを考えたとき、患者が安心を感じるのは、医療スタッフが手順を適切に守り、安全な環境が整備されているからである。医療器具の消毒が徹底され、院内感染対策が施されていることなどが患者に安心感を与える。このように、安心は外部の条件や状況の安定性に依存している。

 一方、「信頼」は、他者の誠実さや能力に対する信念であり、関係性や個人の特性に基づく感情である。例えば、長期間にわたってケアを受けている患者が、医療スタッフに対して信頼を抱くのは、医療スタッフがこれまで一貫して誠実に対応し、患者のニーズに応えてきたからである。信頼は、ケアを提供する側の人間性や対応の質に基づくものであり、時間と経験を通じて築かれるものである。

 具体的な例としては、在宅介護の場面を考えると良い。介護スタッフが毎日訪問し、決められた時間にきちんとケアを行うことで、利用者は安心感を得る。これは、ケアの継続性や一貫性があるためである。しかし、安心感だけでは十分ではない。利用者が信頼を感じるためには、介護スタッフが利用者の個別のニーズを理解し、柔軟に対応することが求められる。スタッフが過去の経験を基に適切なアドバイスを行い、利用者の声に耳を傾けることで、利用者は信頼を深めるのである。

 総じて、「安心」は状況の安定性に依存し、「信頼」は人間関係の質に基づくものである。ケアや人との関わりにおいては、両者が重要な役割を果たすが、安心は状況が整えば得られるものであり、信頼は時間と関係性の積み重ねによって形成される。ケアを行う際には、安心感を提供する環境の整備とともに、信頼関係の構築を目指すことが、より質の高いケアを実現するための鍵となる。

以上、880文字

負けました。

終わりに

思いつきと勢いで適当に書いてしまいました。
でも、試験で小論文に割ける時間はおそらく約1時間。
思いつきと勢いがないと書けないのでは・・

思いつきと勢いのクオリティを上げる練習が必要なんだろうか・・。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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