【この記事は書きかけです】
こんにちは、ブジカエルです。
精神障害を持つ方の支援に携わるものとして避けて通れない(?)、薬についての勉強を少しはやらないと、と思いました。
医原性の精神疾患
精神科や生活支援センターで働く、医療よりは福祉寄りの人たちの中でも、良心的な人たちが訴えています。
・精神薬の薬害を考える会
・精神医療被害連絡会
・全国自死遺族連絡会
といった会も活動しています。
例えば、ベンゾジアゼピン。
ベンゾジアゼピンには、「急性期(短期間)の鎮静効果」はありますが、原疾患を治癒させる効果(作用機序)はあまりありません。副作用はあります。
そのため、服用期間が長くなると、元からの疾患(原疾患)によるものではない症状が新たに生じるなどして、デメリット(薬物依存、離脱症状、奇異反応)が大きくなっていき、「医薬原性精神障害」へと発展していってしまいます。
それでも、製薬会社が薬を売りたいし、医師は製薬会社とつるんでいることもあるし、5分間診療で薬を処方以上終了としたいしで、薬が使われ続けるんですね。
心の不調を固定させる薬の処方
医療機関での不適切な向精神薬処方によって、人生を棒に振る悲劇が多く起こっています。
仕事などの無理がたたって心身が悲鳴を上げたとき、精神科や心療内科に救いを求める人が多くいると思いますが、通院先の医師が、良心的な医師か無責任な医師かは運次第?
運悪く無責任な医師だった場合、患者の将来を考えない安易な処方による過剰な薬を、長期間飲み続けることになり、人生を棒に振ってしまう。
薬物治療がすべて悪いわけではないけれども、疾患の根本にアプローチしないまま薬を飲んでも、状況は改善しません。漫然と薬を飲み続けることで、副作用に苦しみ、自然回復力を奪われ、本当はゆっくり休めばよかっただけかもしれない人が「慢性疾患患者」「精神障害者」に変わってしまう。
睡眠薬や抗不安薬の服用長期化
↓
処方薬依存
↓
減薬は体調不良を引き起こす
↓
薬をますますやめられなくなる
↓
薬の影響により作業能力が低下
↓
失業、障害認定、生活保護、など