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社会福祉士生涯研修「マクロソーシャルワーク研修」

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

マクロソーシャルワーク研修を受けました。

目次

テキスト

テキストとして使われるのは下記書籍で、研修動画を同時に制作したんだそうです。

まずEラーニング

まずは研修動画を視聴。
合計5時間半くらい。
研修動画はテキストに沿って構成されていて、復習しやすい作りになっています。

1つ目の事例の説明をしてくださる方が、なんだか普通っぽい、気の強くなさそうな人の好さげなおじさん?おじいさん?で、訥々と喋るのですが、理論と実践の突き詰め方が半端ねーなと思って調べてみたら、日本社会事業大学 専門職大学院の教授でした。

という具合に、その道のそれなりの人が講師になっています。

最後に、自分の取り組みをソーシャルワークのそれぞれの機能に当てはめて考え書き出すというワークが2つ。

このワークは、それなりに時間をかけて考えてみました。
このワークをちゃんとやっておくと、事前課題の取り組みが楽になると思ったのと、自分の啓発のために。

事前課題

事前課題は2つ。

1つは、自分が経験した経験したソーシャルワーク実践のうち、最もマクロソーシャルワークと思われる実践事例を1つ選び、体現したソーシャルワークの価値、用いた知識・技術、実践の展開と過程、ソーシャルワーカー自身の働きかけ(ソーシャルワーク機能)、振り返りについてまとめる、というもの。

これはそれなりのボリュームです。
合計4200~6200字程度。

  • 事例の概要(200字程度)
  • 事例の展開(1000~1500字)
  • 体現したソーシャルワークの価値、用いた知識・技術等(1000~1500字)
  • 自分による働きかけ(ソーシャルワーク機能等)(1000~1500字)
  • 振り返り(省察)(1000~1500字)

もう1つは、自分のマクロソーシャルワークに対する考えを 1,000 字程度で述べる、というもの。

結構まあまあ時間と頭を使いました。

受講の動機

マクロソーシャルワーク研修は、受講、eラーニング視聴、テキスト書籍それぞれにそれなりの金額がかかり、合計2万円近くになる研修です。

私の仕事は福祉だからか?給与は安いので、その中からの2万円というとそれなりのインパクトがあるのですが、それでも受講するのは、それなりに訳があります。

私以外の人にとってはどうでもいいことでしょうが、一応整理しておきます。

社会福祉士の養成課程を受け始めたのは、福祉の仕事をする中でわからないことがたくさんありすぎたからでした。でも、実際に養成課程で色々勉強すると、「自分がやりたかったのはこれか」と思えるものがいくつかありました。

その一つが社会変革であり、マクロソーシャルワークだったのですが、社会福祉士の資格を取っただけではその知識・技術の習得は十分であるはずもなく。どうやって社会変革にアプローチしていこうかなぁと考えていたところ、生涯研修1の集合研修で配布されたちらしの中に、本研修の案内があったのでした。

終わりに

対面の研修も終わり、ほっと一息。

結論から言って、とても面白い、意義の深い研修でした。
社会福祉士という国家資格の現在地点がようやくわかった感じでもあります。

マクロソーシャルワーク実践をしないわけにはいかない。
と単純にも思ったのでした。

社会福祉士だけど、ソーシャルワーカーですと、今は胸をはって言えないけど言えるようになりたい!
という方にはぜひ受けてもらいたい研修でした。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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