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小論文対策 過去問2014年度第2問(3)|放送大学大学院修士課程入学筆記試験対策

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

この記事では、大学院入試対策の取り組みについて書いています。

本当に色々なことを忘れてしまうので、取り組みの痕跡を残しておこうという意図もあり。(来年は物忘れ外来に行こう・・)

目次

小論文の書き方

小論文を書く際に踏まえておきたいことは下記記事にまとめたので、これを参考に進めます。

問題

この記事では、2014年度 放送大学大学院修士課程 生活健康科学プログラム 筆記試験問題、第2問(3)に取り組みます。

(福祉領域)
日本に在住する外国人の生活上の困難を類型化して記述し、その中で、あなたが最も重要であると考える社会福祉施策をひとつあげ、それについて具体的に論じなさい。

これを800字以内で書けと。

これは取り組んでおく意味の大きい課題だと思いました。

課題の意図把握

第一次選考(筆記試験)で見られるのは、与えられた課題に対する理解力および論述能力。

この問題では、
・現在の日本に住む外国人の生活上の困難について基本的な知識があること
・上記知識を整理できること
・現在の日本在住外国人をめぐる状況を見る視点・理解のし方
を適切に書き表せると良いのではと考えました。

と、仮定しました。
本当のところは知らないよ。

知識の整理

日本に在住する外国人の生活上の困難について、ChatGPTとGeminiに聞いてみました。

ChatGPTに聞いてみた

日本に在住する外国人が直面する生活上の困難には、以下のようなものがあります:

  1. 言語の壁:
    • 日本語が流暢でない場合、日常生活や仕事でのコミュニケーションが難しく、役所の手続き、医療機関の利用、銀行取引などで困難が生じることがあります。
  2. 文化の違い:
    • 日本の文化や習慣に馴染むことが難しい場合があります。特に、日本のビジネスマナーや社会的な振る舞い、食文化、マナーの違いなどがストレスの原因となることがあります。
  3. 行政手続きの複雑さ:
    • ビザの更新、住民登録、保険手続きなど、日本の行政手続きが複雑で理解しにくいことがあり、外国人にはハードルが高いことがあります。
  4. 医療サービスの利用:
    • 医療機関での言語サポートが不足している場合、診察や治療に関する情報が正しく理解できないことがあるほか、医療保険の制度や適用範囲についての理解も難しいことがあります。
  5. 教育の問題:
    • 子どもが日本の学校に通う場合、言語の障害や文化の違いによって教育に適応するのが難しいことがあります。また、外国人学校と日本の学校との間に教育の違いがある場合もあります。
  6. 社会的な孤立:
    • 社会的なつながりやサポートネットワークが不足し、孤立感や孤独感を感じることがあります。特に、地域コミュニティや友人、知人が少ない場合、支援を受ける機会が限られることがあります。
  7. 雇用と労働環境:
    • 外国人労働者が適切な雇用契約や労働条件を得られない場合があり、不安定な雇用状況や労働条件の不公平に直面することがあります。
  8. 生活費と経済的な問題:
    • 日本の生活費が高いため、特に家賃や物価の面で経済的な負担を感じることがあるほか、外国人向けのサポートが不十分な場合、経済的な困難が増すことがあります。
  9. 社会的な偏見や差別:
    • 一部の外国人は、偏見や差別に直面することがあります。これにより、生活や仕事の場で不公平な扱いを受けることがあります。

これらの困難に対して、日本政府や地方自治体、NPO団体などがサポートを提供していますが、依然として改善の余地がある領域も多く、外国人がよりスムーズに日本での生活を送るための取り組みが続けられています。

Geminiに聞いてみた

日本に在住する外国人が生活上で直面する困難は、多岐にわたります。主な困難としては、以下の点が挙げられます。

言語の壁

  • 日本語能力: 日常会話だけでなく、行政手続き、医療、仕事など、様々な場面で日本語能力が求められます。
  • 専門用語: 医療、法律、行政など、専門分野の用語は特に難しく、理解に苦労するケースが多いです。

文化の違い

  • 習慣: 食事、挨拶、上下関係など、日本の習慣は多様で、全てを理解するのは容易ではありません。
  • 価値観: 個人の自由、時間感覚、コミュニケーションスタイルなど、日本と出身国の価値観の違いに戸惑うことがあります。

社会制度

  • 行政手続き: 住民登録、ビザ更新、保険手続きなど、複雑な手続きに戸惑うことがあります。
  • 社会保障: 健康保険、年金など、日本の社会保障制度は複雑で、理解しづらい面があります。

生活環境

  • 住宅: 日本の家は狭く、収納が少ないなど、住環境に慣れないことがあります。
  • 食生活: 日本の食文化は多様ですが、アレルギー対応や宗教上の制限がある場合、食事に困ることもあります。
  • 交通: 電車、バスなど、日本の公共交通機関は複雑で、乗り換えに苦労することがあります。

その他

  • 差別: 外見や国籍による差別を受けることがあります。
  • 孤独感: 言葉が通じない、文化が違うなど、孤独感を抱くことがあります。
  • 経済的な困難: アルバイト探し、高額な物価など、経済的な問題に直面することもあります。

具体的な例

  • 病院: 病状を正確に伝える、薬の説明を理解する、予約を取るなど、医療機関でのコミュニケーションが難しい。
  • 役所: 住民登録、ビザ更新など、複雑な手続きを自分で行う必要がある。
  • 学校: 子供の教育、学校行事への参加など、学校との連携に苦労する。
  • 仕事: 日本語能力、ビザの制限、文化の違いなど、仕事探しや職場での適応が難しい。

外国人の生活をサポートするために

  • 多言語対応: 行政手続き、医療機関、学校など、多言語対応の強化が必要です。
  • 情報提供: 外国人向けの情報を分かりやすく提供する必要があります。
  • 相談窓口: 外国人が気軽に相談できる窓口を設ける必要があります。
  • コミュニティ形成: 外国人が安心して暮らせるようなコミュニティを形成する必要があります。

まとめ

日本に在住する外国人は、様々な困難に直面しています。これらの困難を克服するためには、社会全体で外国人を受け入れる体制を整えることが重要です。

もし、より詳細な情報が必要な場合は、以下のキーワードで検索してみてください。

  • 外国人 生活 困難
  • 日本 外国人 サポート
  • 多文化共生

解答例

 まず、日本に在住する外国人の生活上の困難について述べる。
・言葉の壁:日常会話、教育・医療・行政・仕事上等の専門的な言葉等
・文化・社会:食事や挨拶等の習慣、時間の感覚、地域のつながりの希薄化、外国人差別等
・制度:住民登録や、雇用保険・健康保険・年金等の社会保障に関する行政手続き等
・生活環境:狭い住宅、複雑な交通網、アレルギーや宗教上の制限に対応した食事の摂りにくさ等
 日本に在住する外国人の生活上の困難には、以上のようなことがあると考えられる。この中で、私が最も重要だと考えるのは、地域のつながりの希薄化に対応する社会福祉施策である。
 日本では地域により、住民同士のつながりが希薄であったり、外国人に対するサポートネットワークが不足している。そのため、地域に同国人のコミュニティは友人・知人が少ない場合、何らかの問題を抱えることとなった際に、支援を受ける機会が得られない可能性がある。
 例えば、日本では外国人労働者が適切な雇用契約や労働条件を得られない場合があり、当事者のみではその問題の解決が難しく失踪してしまうことも多く、社会問題となっている。当事者やその家族、友人が気軽に相談できる人や場所等、様々な社会資源を開発することは重要だと考える。
 外国人労働者が直面する生活や仕事の環境、雇用上の困難には、日本人が持つ差別や人権に関する意識が背景にある場合も多くある。先に上げた外国人労働者の例で、適切な雇用契約や労働条件を得られないケースの背景として、雇用側に当該労働者の出身国に対する差別の意識があったり、人権意識が低かったりすることもあるだろう。
 日本に在住する外国人やその関係者が困った時に、気軽に相談できる環境を地域に作っていくと同時に、人権に関する意識についても地域の人々に働きかけていく施策が望まれる。

以上、755文字

終わりに

何となくいまいちな気はするのですが。
まぁ頭の中の整理にはなりました。多分。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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