こんにちは、ブジカエルです。
キャリコン更新講習の事前課題が講習当日の1週間前になって送られてきました。
脳内9割方は修士論文のことでいっぱいなのですが、締め切りが1週間後なので、こっちを優先します。
ずっと前に申し込んだのに・・
こんなタイミングで送ってこないでほしい。
予定は論文以外にも色々詰まっているというのに。
レポートの書き方を確認
1200字のレポートは久しぶりなので、効率良く書く方法を確認します。
キャリコン更新講習の事前課題なんて、そんなにハイクオリティに仕上げる必要はないのですが。
しかも、事前の提出は必要ないので、それなりのクオリティでいいとも言えるのですが。
後でAIを利用しますが、レポートは自分の学びのためのものだし、最終的には自分の名前で提出するので、ある自分の頭を使おうかと。
なので、基本は押さえておきます。
今回のレポートは、福祉士養成課程のレポートではないけれども、レポートの書き方の基本は同じ。

こういう構成で書きます。
序論:研究の目的 10%
本論:
・意見表明‥研究の方法 20%
・研究の結果‥概念/原因・背景/歴史的経過/現状/課題 50%
結論:意見、主張、提言 20%
レポートのテーマ、出題意図を確認
今回のレポート課題は、以下の通り。
1. 企業内キャリアコンサルタントの役割とは、どのようなものか?
2. 企業内キャリアコンサルティングの課題とは何か?
以上を1200字以内にまとめる。
・自分が実際に関わっている企業・組織における具体的な内容を書く。
・現在企業・組織の活動に関わっていない場合は、企業内キャリアコンサルタントとしてどのような役割を果たすことでキャリアコンサルタントとして企業に貢献できるのかを考える。
多分、研修資料の終わりの方に載っている資料に、端的にまとまっているんだろうなぁと思いつつ。
出題の意図としては、誰がどう考えても講習の予習ではと思いますが。
違っていたらびっくりすることにします。
AIも使うけど
プロンプトを工夫すれば、それなりの内容が出てきます。
とはいえ、
出てきた内容が正当なものであるのか、
ハルシネーションはないか、
といったことを検証するのは自分の頭。
それに、下調べをしながら自分の考えを醸成して、それをレポートに入れたい。
以上のことを勘案すると、やはり無料のAIでは、私の頭を超える内容は出てこない。
今後は有料AIを自分の頭以上に育てたいと思います。
レポート例
企業内キャリアコンサルタントの役割は、組織内においてキャリアコンサルティングを行うこと、および職業能力開発促進法の目的達成に寄与することであり、企業内キャリアコンサルティングの課題は人事施策の必須機能としての認識を浸透させることが挙げられる。
以下に詳述する。
まず、企業内キャリアコンサルタントの役割について述べる。
設計科学的には、職業能力開発促進法の目的および同法「キャリアコンサルティング」の定義より、企業内キャリアコンサルタントの役割は、組織内においてキャリアコンサルティングを行って組織成員の職業生活設計や職業能力の開発・向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行い、組織成員が自ら業務に関する研修や検定を受ける機会を確保するための施策等を総合的かつ計画的に講して能力を開発・向上させることを促進し、就業の安定・職位の向上を図って組織運営に貢献し、ひいては組織経済・社会の発展に寄与することである。
認識科学的には大きくわけて、組織成員に対する個別面談やキャリア形成支援、部署・上司・経営層への支援・介入、組織開発・人材育成等に関するシステム構築の3つが挙げられる。その役割を果たすための具体的な機能として、「リテンション機能」「関係調整・対話促進機能」「意味付与・価値提供機能」の3つに整理する考え方がある。
私は社会福祉法人が設置する福祉サービスを提供する事業所の管理者である。事業所の従事者とは日頃から密に対話し、各従事者が自身の業務に対して意味や価値を見出し、意欲を持って業務に取り組みスキルを向上させ、長く働いてもらえるように働きかけている。普段は別資格のスーパービジョン機能と考えているが、キャリアコンサルタントとしての役割も意識している。
次に、企業内キャリアコンサルティングの課題について述べる。
企業内キャリアコンサルティングの最も大きな課題は、多くの組織において人事施策の必須機能とされていないことではないだろうか。私が所属する法人経営層においても、企業内キャリアコンサルティングに対する理解も、理解しようという姿勢も現時点でほぼ皆無である。企業内キャリアコンサルティングの仕組みがある組織においても、その仕組みを定着・継続させるためには、その有効性を定量的に提示して、計画性や合理性を重視する経営層が納得する施策と成果を示していく必要があるだろう。
以上、企業内キャリアコンサルタントの役割と企業内キャリアコンサルティングの課題について述べてきた。狭義の企業内キャリアコンサルティングは大きな組織でないと成立しないが、これを広義に捉え、中小零細の組織においても組織内キャリアコンサルティングが機能する仕組みを国をあげて構築し、全ての労働者がその職業生活を充実させられる社会とするために、全てのキャリアコンサルタントがその課題に対して主体的に取り組めると良いと考える。
以上、1200字。
終わりに
AIも使いつつ、自分の頭でも考えて、構成しました。
人間の機能は使わないと衰えていくので、自分で考える部分を減らしてAIに任せる部分が多くなるほど、衰える機能は増えるはず。
40代後半になり、心身の衰えを日々実感する身としては、敢えて自分の頭を使うことをしないと、益々衰えるんだろうな。
なんて思うわけです。
また、調べ物もAIに任せきりにせず、自分で原典まで確認することで、自分がキャリコン資格を取った後の制度変更や研究成果を確認できました。
自分とAIの役割分担を、能動的に主体的に考えるということが、やはり大事なように思います。