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「親切なつもり」の私も幸せです。

幸福度を上げる親切のイメージ画像

自分で書くのもナンですが、自画自賛を承知で書きます。
私は結構親切な方ではないかと思います。

20年ほど前から、意識して人に親切にするようになりました。

親切が幸福度を上げると知ったのは比較的最近のことですが、「私がやっていたのはこういうことか」と腑に落ちました。

幸せになりたい人がやるべきこと ―親切にしよう!

目次

私がやることに決めている親切

例えば、下記のことはできるだけやろうと決めてやっています。

電車やバスで席を譲る

電車やバスで座っている時、病気や怪我でしんどそうな人や、お年寄りや妊婦さんがいたら、席を譲ります。
席を譲れないくらい自分自身がしんどい時がたまーにありますが。

道に迷った風な人がいたら声をかける

土地勘のあるエリアで、地図を持ってキョロキョロしている人がいたら、声をかけます。
私は旅が好きで知らない土地にしばしば行くのですが、方向音痴でよく迷うので、旅先では多くの人の親切に助けられてきました。だから、自分が助ける側にまわれるときはできるだけ助けようと決めています。
急いでいると人を助ける余裕がなくなってしまうので、時間には余裕を持って行動するようにしています。

エレベータやドアを開けて待つ

同じタイミングで乗り降り・出入りする人が他にいたら、私は扉を開けて待っています。先を急ぐ人、ベビーカーを押す人、荷物の多い人にとっては、これも役に立つだろうと思います。
たまに誰かが開けて待っていてくれると、心から「ありがとう!」って思うし、感謝を言葉で伝えます。

献血する

できるだけ献血します。
親しくしていた知人が昔がんになり、血がたくさん必要でしたが、いつも必要なだけの血が用意されていました。結局彼は亡くなりましたが、献血してくれた人に心から感謝し、自分も可能な限り献血しようと決めました。
でも、もらえるお菓子やジュースがちょっと嬉しかったりします。

親切の習慣化と、時折変化をつけること

上記は「やることに決めている」ので、その機会が目の前にあると気付けば躊躇しないで実行します。このようにやることを決めておくのも、親切を習慣化する一つの方法かもしれません。

ただ、同じことばかりだと慣れが生じて幸福度を上げてくれなくなる可能性はあります。なので、折々に「普段はしない親切」を混ぜていくといいと思います。

また、自分が役に立てる機会があったら、あまり考えすぎず実行することをおすすめします。考えている間に、親切にする機会を逸してしまうかもしれないので。

自分が大きな損をするとか、命がかかっているような場合は別ですが。

ちょっとした心がけ・気配りでできる親切もたくさんありますよね。そういう時はささっと動こうと心がけています。

日本社会では親切がやりにくい?

そうはいっても、日本では公共の場で自分から親切行動を起こすのに、若干ハードルがある気はします。ある人が困っているのはわかるが、自分からは声はかけにくいというのは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

道に迷っている(地図を持ってキョロキョロしている)時に声をかけてもらえる率が高いのは断然海外。日本ではほぼなし。

大きく重い荷物で難儀しているときも、外国では助けてくれる人がしばしば現れた。特に欧州。日本では重い荷物を持って難儀していて声をかけられたのは、去年初めて、43年生きていて1度だけ。

日本人が不親切なわけではない

では日本人が不親切かといえば恐らくそうではないと思います。頼られればそれに応え親切にする人の方が多いでしょう。ただ、自分から声をかける人はかなり少数派であるように思います。

北アメリカやヨーロッパでは、全然知らない人と挨拶することが多く(日本では山に入ると挨拶する習慣があるように)、たまたま電車で席が隣になったり、バス乗り場で一緒になっただけのおばさんとかおじさんとか、散歩中にすれ違っただけの人が人懐こく話しかけてくる。話が盛り上がり、なぜか人生について語り合うことまで。

そういう文化なのでしょう。自ら声をかけて親切行動をとるかどうかは、この部分の差が大きいような気がします。

傍観者効果等の心理的なものもあるかもしれませんが。

もちろん不親切な人もいる

数年前、上野駅で博物館側に出る出口が見つからず人に尋ねたら、「そんなもの自分でスマホで調べろよ!」と怒られてしまいました。ぼんやりして暇そうな人を選んで尋ねたのですが、心は急いでいたのか、虫の居所が悪かったのか、・・久しぶりに思い出しました。

もしスマホができる前だったら「そんなこと交番で聞けよ!」と怒られたのでしょうか。

こういう人もたまにいるので、人の親切はアテにせず、自分は親切行動を心がけようと思います。

幸せになる技術「親切」についてはこちら。

幸せになりたい人がやるべきこと ―親切にしよう!

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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