MENU

読書VS講座・幸せを科学する「幸福学」を体系的に学ぶには?

書評テンプレートのイメージ画像

幸福になる方法について科学的に知る方法、読書と講座受講、どちらがいいのでしょうか?

幸せや幸福学に関する本はたくさん出ていて、私はこれまでに100冊以上読んできましたが、「これ1冊で幸福学のすべてがわかる!」というものはありませんでした。

幸福度を高める要素についてきちんと理解するには、複数冊をバランス良く読んだ方が良いと思います。

そうすると、体系的に学べる講座を受講するのも良い手なのではないかと思えてきました。

幸福についてもっと知りたい!という方向けに、幸福についての書籍や、お手頃価格の講座をご紹介します。

目次

以前の選択肢は「読書」か「高額な講座」

講座はそこそこあるけど高額

私が幸福学に興味を持った2011年頃、幸福学を体系的に学べる手頃な価格の講座はありませんでした。

コーチングの関連とか、心理カウンセラー的な職を目指す人向けの講座は結構ありましたが、本気の人向けらしくかなり高額。半年で20万、30万は当たり前で、1年で70万円というものもありました。

対面で行われる授業があったり、内容の濃さからすれば当然かもしれませんが、目的が異なることもあって費用が見合わず、断念しました。

ネット上の幸福学関連の良質な情報はほとんど英語

インターネット上の幸福学に関する情報は、当時からあるにはあったのですが、良質な情報はだいたい英語。欧米は幸福やウェルビーイング研究の先進国なので、英語で書かれた専門家向けの論文等は、ちょっと調べただけでも入手可能なものがたくさんあったのです。

でも、私の英語力だと理解を深めるには限界がありました。
一方日本語だと、内閣府のウェブサイトにはある程度充実してまとまった内容が掲載してありましたが、論文は少ない。

そんな状況だったので、幸福については本気で学んでみたいけど、うん十万もの高額な費用は払えない。英語だと理解しきれない。となれば、書籍を購入するか図書館で借りるか、くらいの手段しかありませんでした。

幸福学に関する書籍を買っては読むこと100冊超

その頃、日本でも幸福学への関心が高まってきていたため、幸福に関する書籍が次々に刊行されるようになってきていました。

これ幸いと次々に買っては読んでいったのですが、今思いついて数えてみたら、100冊を超えていました。
全部、1000円~5000円くらいするんです。
一体いくら注ぎ込んできたのか・・計算したことはありません。

全部読んで結局、幸福・幸せについてもっと追求して発展させていきたくて、通信制の大学に入学してしまったわけですが・・

そこまでしたくはない。
けど幸福・幸せについて体系的に(つまり効率良く)知りたいのであれば、定番の書籍を何冊か読むのが最も手軽で経済的です。

下記記事では、幸福について学べる本をリストにしました。幸福の本を読んでみよう!と思ったらぜひ参考にしてください。

でも正直に書くと、本がありすぎてまだ分類できていません。そのうちやります。

幸福に関する書籍リスト ―科学的な根拠に基づくもの

なお、順番は著者の五十音順であって、おすすめ順ではありません。

近年増えてきた?「幸福学」関連のお手頃価格の講座

最近気付いたのですが、ポジティブ心理学やウェルビーイングを手頃な価格で学べる場所や機会が以前よりかなり増えています。

ただ本を読むより、机に向かって勉強するようなスタイルが好きな人にとっては、お手頃価格の講座を受講するのは良さそうですね。

お手頃価格の講座をいくつか見てみた中で、これなら私も受けたい!と思ったものをご紹介します。

ポジティブ心理学実践インストラクター資格取得講座

昨年(2018年)末にリリースされた比較的新しい講座(通信)です。

キャリアカレッジジャパン|ポジティブ心理学実践インストラクター 資格取得講座

監修は、タル・ベン-シャハー『ハーバードの人生を変える授業』を翻訳した成瀬まゆみさん。

幸福学そのものではありませんが、幸福に深く関わるポジティブ心理学の実践法が3か月で身に付くという講座です。講座修了後は、JADP認定「ポジティブ心理学実践インストラクター資格」取得が目指せるというおまけ付き。

JADP(日本能力開発推進協会)とキャリアカレッジジャパンについて

JADP(日本能力開発推進協会)とキャリアカレッジのやり方については賛否両論あります。

学ぶことって、幸福度を高めるんですよね。
飯のタネにならない資格が乱造されている感は否めませんが、継続的に学ぶ場を提供して、資格で学びのモチベーションを高めるのは、そんなに悪いことのか?よくわかりません。事業としては決して悪くないのではないか、というのが正直なところです。各講座の受講費用がバカ高いわけでもないので。

中のエラい人たちが連日贅沢三昧の酒池肉林だったら嫌いになりそうですが。

おわりに

前述の通り、学びは幸福度を高めます。

ぜひ幸福について学んで、幸福度を一層高めていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
プロフィール詳細はこちら

目次
閉じる