2013年より放送大学および大学院で学び始めて10年以上。
学部をいったん卒業して約25年。
研究テーマを再び定めようというところまでようやくきました。
若かりし頃、大学院修士まで修了したものの、そのまま博士まで行くにはためらいがありました。
当時の専攻に対して、この道ではないのでは、と思う気持ちがあり。
当時は英語に興味を持ち始めていたこともあって、回り道をすることに決めました。
以来、興味の向くまま色々なことを勉強しました。
2015年には再び大学院に入る機会があったのですが、研究テーマを絞り込みきれず、断念。
今度はまた大学院に入る前に、一度放送大学のありがたい環境にお世話になり学部で卒業研究を手掛け、それから大学院にまた行こうと思っています。
放送大学で卒業研究を履修するまでの流れを確認
放送大学ではご親切に卒業研究履修の手引きがあります。
それを頼りに準備を進めます。
卒業研究は、研究計画を作成する申請の段階から、念入りな準備が必要だということで、この手引きを常に確認しながら余裕をもって準備に取り掛かるようにと言われています。
STEP 0 「研究」や「論文」について知る
卒業研究は、試験や課題レポートなどの「学習」ではなく、自身で研究を計画し、論文を執筆する活動。
まずは、「研究」や「論文」とは何なのか、掴みます。
目安:~年6月
STEP 0.5 ガイダンスへの参加(任意)
各学習センターで実施される卒業研究のガイダンスは、任意だけど積極的な参加が求められる。
目安:6月から順次
STEP 1 研究テーマ(仮)を決める
自身が取り組みたい研究テーマを決める。
テーマは、STEP 2 以降で調整が必要となることがほとんどなのでこの時点では仮のもので大丈夫。
目安:6月中旬まで
STEP 2 研究領域を明らかにする
当面の研究テーマを決めたら、キーワード検索で関連する論文や学術誌を探してみる。
学問分野や研究領域が特定できるはず。
目安:6月中旬まで
STEP 3 研究計画の作成
申請の研究計画を作成する際、類似の先行研究を探すことは不可欠。
研究方法やテーマの着眼点等の違いを明確にしながら、研究の骨格となる具体的な研究計画を作る。
目安:7月末まで
STEP 4 指導希望教員を決定する
本冊子後半に記載されている、放送大学の専任教員から希望可能。
STEP 3 までの過程で、研究領域が近い教員を探す。
目安:7月末まで
STEP 5 履修希望申請
申請条件を満たし、研究計画の作成に問題なければ、申請方法等を各ページで確認した上で、申請する。
インターネットで申請可。
受付:8月中旬の所定期間内
STEP 6 履修可否の決定
履修可否は、11 月初旬に仮決定を行い、最終的に 1 月下旬に本決定。
仮決定で「履修否」の場合、二次申請を行える。
目安:11月初旬、1月下旬
STEP 7 事前学習を進める
自身の研究テーマに関連する先行研究を 1 本でも多く読む、具体的で実現可能な研究方法を吟味するなど、事前学習で論文のパーツを集める。
目安:指導開始(4月)まで
STEP 8 科目登録を行う
1 月の本決定で「履修可」となったら、期間中に卒業研究の科目登録を行う。
詳細は「科目登録申請要項」を確認。
受付:2月の所定期間内
STEP 9 学費納入
3 月上旬に科目登録者へ「学費払込取扱票」が送付される。到着したら早めに学費納入。
受付:3月の所定期間内
STEP 10 指導開始
4月上旬~、いよいよ指導開始。
いつ放送大学で卒業研究を履修するか問題
やはり、精神保健福祉士の国家試験が終わってから、研究テーマの絞り込みに取り掛かるか・・。
精神保健福祉士の試験勉強と並行しながら研究計画を作ることも、できなくはないけどすごく忙しくなってしまうので、それはやめておくのが身のためだと思う。
というわけで、2024年2月の試験が終わってから研究計画作り取り掛かることにします。
つまり、2025年4月から、卒業研究の指導開始。

放送大学には第一線というか一流というか、すごい先生方が揃っているので、直接ご指導を受けられるなら受けたいと思ったのでした。
研究テーマ候補をメモ
何しろマルチ・ポテンシャライト(自称)なので、興味関心があちこちに向いています。それでも現在、精神保健福祉の分野に絞れているというのは一つの前進というか、進化というか、24年かけてようやく一歩前に進んだ感じ。
なんとも遅い歩みである。
今から8年ほど前、放送大学大学院に一度入学しようとして、その時は面接(?口頭試問?もう忘れた)で落ちた。大きな要因は、研究テーマが絞れていなかったことと分析する。
その後、興味関心気の向くままにあれこれ学び散らかして、中学生の頃に強く関心を抱いた、精神疾患とソーシャルワークに戻ってきたという状況。
さて、何をテーマにするか。
関心のあるテーマを箇条書きでメモしておきます。
- 医療保護入院
- 精神障害に対する偏見、誤解、差別、スティグマ、社会的排除
- 精神障害者の処遇の歴史的変遷
- 地域や社会に効果的に介入するスキル
- 精神障害者が地域で活用できる資源を増やすには
- 精神障害者の居住確保、施設コンフリクト
- 精神障害者のキャリア構築、社会的役割、就労可能性
- 触法障害者の地域移行、定着
- 日本におけるマクロ・ソーシャルワーク実践の課題
- 日本におけるソーシャルワーク実践の、ミクローメゾ・マクロのリンクの実際
- 他国におけるマクロ・ソーシャルワーク実践



レポートやスクーリング、過去問の勉強を通して増えていく・・