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問題10|第24回 精神保健福祉士 国家試験 ①精神疾患とその治療

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題10 アルコホーリクス・アノニマス(AA)に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。

  1. 自助グループである。
  2. 自立支援医療(精神通院医療)の対象である。
  3. 心理専門職によるカウンセリングが目的である。
  4. メンバーの無名性を基礎におく。
  5. 参加するためには医師の診断書が必要である。

設問について

アルコール依存のアルコホーリクス・アノニマス(AA)についての理解が問われる問題。
前年は「精神保健福祉に関する制度とサービス」の科目で類似の出題あり。

中央法規「制度とサービス」科目テキスト第6版p158~等。

依存症の関連の自助グループや家族会は知っておきたい。
厚生労働省の依存症対策も見ておきたい

各選択肢について

選択肢1:自助グループである。

アルコホーリクス・アノニマス( AA )は、アルコール依存症者本人を対象としている自助グループ。
アルコール依存症者の家族や友人を対象とするセルフヘルプグループは、アラノン。

選択肢2:自立支援医療(精神通院医療)の対象である。

×

アルコホーリクス・アノニマス( AA )は、飲酒問題があり、飲酒の問題から解放されたいと願う人たちの自助グループで、医療機関によるものではない。

選択肢3:心理専門職によるカウンセリングが目的である。

×

セルフヘルプグループなので専門職によるカウンセリングは目的とされない。

選択肢4:メンバーの無名性を基礎におく。

アノニマスの意味は、匿名の、名前を伏せた[明かさない]、無名の、無記名の、等。
AAの参加は原則匿名。

選択肢5:参加するためには医師の診断書が必要である。

×

飲酒をやめたいという願いを持つだけでよい。

正答

3(自助グループである。)
4(メンバーの無名性を基礎におく。)

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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