こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題
問題26 相談援助過程におけるインテークに関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
- 面接は複数回に及ぶ場合がある。
- クライエントとの契約から始まる。
- クライエントの主訴を明確化する。
- クライエントと一緒に援助計画を考える。
- ラポール形成にこだわらずに多くの情報を収集する。
設問について
相談援助の過程についての理解が問われる問題。
中央法規「理論と展開I」テキスト第2版p274~、インテークについてはp282~。
下記は諳んじておきたい。
ケース発見(相談面接、スクリーニング、アウトリーチ)
↓受理面接と契約(インテーク:援助関係の形成、情報収集、契約)
↓課題分析(アセスメント:情報収集、ニーズの明確化、社会資源の検討)
↓支援計画(プランニング:支援目標の設定、支援の計画設定、支援会議の開催)
↓支援の実施と経過の観察(インターベンション、モニタリング:チームアプローチ、経過の観察、ネットワーク形成)
↓効果測定と支援の評価(エバリュエーション)
(↓課題分析に戻る、または終結へ)
↓終結(ターミネーション)とアフターケア
各選択肢について
選択肢1:面接は複数回に及ぶ場合がある。
〇
インテークは通常1回~数回行われる。
選択肢2:クライエントとの契約から始まる。
×
情報収集を行い、主訴を確認し、相談者に相談機関の機能を説明した上で、相談援助を利用する(=契約)かどうかの確認を行う。
選択肢3:クライエントの主訴を明確化する。
〇
選択肢4:クライエントと一緒に援助計画を考える。
×
プランニングの段階で行う。
選択肢5:ラポール形成にこだわらずに多くの情報を収集する。
×
ラポール形成はどの段階においても重要。
正答
1(面接は複数回に及ぶ場合がある。)
3(クライエントの主訴を明確化する。)