40代後半アマチュアヴァイオリン弾きが転機を迎えてアマチュアのオーケストラについて改めて考えてみた

ヴァイオリンを弾くカエルとコントラバスを弾くうさぎの絵

こんにちは、ブジカエルです。
今回は久々に音楽について書きます。
中でも、私の音楽活動の中心である、オーケストラについてです。

目次

最近のもやもや

今所属しているオーケストラは(もちろんアマオケ)、とても雰囲気が良くて、団員の皆さんが本当に温かく、揉め事がなく平和で、素晴らしい団体です。

前にいたところが年中争いごとばかりの団体だったので、天と地の差。

でも、最近、練習がつまらない。

それはもしかしたら、
指揮者の技量のせいかもしれない。
コンマスが世代交代しようとしているからかもしれない。
私が自分で思うより成長したのかもしれない。
もしかしたら、その全部かもしれない。

理由は明確ではなく、もやもやしています。

ヴァイオリンを始めて40年ちょっと。
合奏を始めて30年くらい。
アマオケに所属するようになってちょうど20年。

練習がこんなにつまらないのは初めてです。

私は転機を迎えたのか?

ヴァイオリンパートのトップに求めるもの

弦楽器パートのトップの役目って重いと思うんです。
コンマスはここに改めて書くまでもなく、その役割は重要で重い。
当然、セカンドヴァイオリンのトップもそれなりに求められるものがあるはずで。

オーケストラによる音楽の魅力はたくさんありますが、中でも複数の楽器による重層の演奏が創り出す、分厚い響きや複雑な旋律の組み合わせには心を揺さぶられます。

で、その音を創り出すには、譜面の外面を見て普通に弾く/吹く/叩くだけでは全然足りなくて、作曲家がその譜面に込めた意図・思いを読み取って、自分のパートに求められている音を奏でるにはどうしたらいいかを必死で考えて、試行錯誤で実践して最適の音を実現する過程が不可欠だと思うんです。

各楽章で、各フレーズで。
細かくは、1つ1つの音符について。

プロ/アマ関係なく、その努力なしに、いい演奏ができるわけがないとも思う。

管楽器のことは良くわからないけれども、例えばヴァイオリンを含む弦楽器であれば、求められている音、出したい音のイメージに基づいて、

右手
・弓の圧
・弓の角度
・弓の速度
・弓のどこで弾くか(先か元か真ん中か)
・弓を置く位置は(指板寄りか、コマ寄りか)
・弓は飛ばすのかONで弾くか
・しっかり弾くのかスルタストか
・デタシェかレガートか
・弓を置く位置は(指板寄りか、コマ寄りか、真ん中か)

・音の処理は(弾ききるか、丁寧に止めるか、とか)

左手
・どの弦を押さえるか
・ビブラート(有無、かけ方)

こういうことを、主体的に考えて実践していくことが、各奏者に求められます。

弦楽器パートのトップには、そうした弾き方の見本となれる人になってほしいのですが。

残念ながら、今はコンマスもセカンドヴァイオリンのトップも、先生から指示されるまで弓の真ん中辺で普通に弾く人で・・正直、超つまんない。

それだと、他の奏者の技量も、オーケストラとしての機能も、高まらないよなぁ・・。

オケ運営の人たちが、なぜ彼らをトップに座らせたのか、意図も理由も全然わからない。

一流の指揮者が持つ力って。

最近、すごーく有名な指揮者S先生の指揮で演奏する機会がありました。

その人がアマオケを振るなんて信じられないくらいのビッグな人で(小柄だけど)、私の生涯でもこんな素晴らしい機会はもう二度とないのではないかと思ったほど。

やっぱりすごい指揮者ってすごいんです。
私はまるで魔法にかけられたように、彼指揮の練習や本番の後しばらくの間、脳内が完全にどうかしていました。暇さえあれば練習や本番の録音を聴き続けて、彼の世界に浸っていました。

一言一言が全て金言。
全てメモしたいくらい(実際にそうした人もいたらしい)。

優れた指導者の下で演奏するって大事なことだなと改めて思ったり。
彼のリクエストに演奏で応えきれない自分が不甲斐なかったり。

久しぶりに、ヴァイオリンも個人レッスンを受けて、ちゃんと練習しようかなと思うに至りました。

で、オーケストラ経験の豊富なヴァイオリンの先生を近所で探したら、いらしたのですね、これが。徒歩7分くらいのところに。

私の住む街は何気に音楽家が多く住まっていて、便利です。
そうすると、楽器屋さんもそれなりに集まって、さらに便利。

今日(2022年8月のある日)、体験レッスンに行ってみて、弾きにくいところのアドバイスをいただいたり、短時間の間に私の弾き方の癖、課題をいくつかご指摘いただいたり、してきました。

どれをとっても内容がとても的確だったので、今後続けてレッスンを受けていくことにしました。

今いるオケでは正直個人練習をする気にはならなくて、週末に合奏だけで弾くという状態が何年も続いていたのですが、S先生のご指導の合奏経験はとても大きな転機になりました。

ヴァイオリンをもっと上手に弾けるようになりたい!

40代後半、ヴァイオリンを始めて40年以上。
改めて奮起しています。

アマオケに関わる姿勢

不満がありつつも、私は今所属しているオーケストラを辞める気持ちはありません。

オーケストラとしての演奏レベルは低めだけど(ものすごく低いわけではない。メンバー個々の演奏レベルは決して悪くはない)、色々あった中でとてもお世話になった人が何人もいるし、練習場所が家から近いし、人間関係が全体的に円満だし、私にとってもいい人ばかりだし、指揮者が概ね定期的に替わっていくし、選曲もいいし・・。

そう考えれば、強い不満はコンマスとセカンドヴァイオリンのトップに対してだけかもしれない。

欠点のないアマオケは存在しないし、ある時は完璧に思えても時間の経過とともにオーケストラも変化して欠点が出てくることもある。

辞めるのは簡単だけど、じゃあ他に完璧にいいオケがあるかと言えば、そうではない。

ホームオケが変化した時、その変化に対応するか。
対応したくない変化の時に辞めるか。
その変化をさらに変化させるべく、仲間に働きかけるか。

アマオケの関わり方は、人それぞれ。
モチベーションの保ち方も人それぞれ。

私は自分のモチベーションの保ち方を、新たに見出さなければならない時期にきたのだなぁと思いつつ。

アマオケで遊んでいる人たちは、練習がつまらなく感じる時とか、どんなことでモチベーションを保っているのかな。気になりました。

【今所属しているオーケストラについて愚痴】
指揮者
すごく悪いわけではない。人柄はとてもいい。けど指揮者としての技量はまだまだ・・若いので仕方ないのかな?
特に弦楽器に対する指導力は低め。アマオケの指揮者なら、もう少し弦楽器のあれこれに口出ししてほしい。この数年で基本的なことがすっぽり抜け落ちたオーケストラになっちゃった。
曲のアナリーゼはしてるんだろうけど、練習中にあまり言ってくれない。こっちはアマチュアなりにスコアを読んで色々考えてはいるわけで、プロの音楽家、指揮者の解釈を聴きたいよ。
コンマス
今世代(?)交代期で、若い新人の方は本当に力量がなさすぎる。ザッツなし。指示がなければ全て弓の真ん中辺で普通に弾く。数えてない。だから音の処理とかフレーズの終わりが適当。テンポ感、フレーズ感が指揮者と共有できていない。そんなで合うかっての。真面目でかわいい子なんだけどね。オーケストラ10年以上やっててこんなかい・・。。
2ndVnトップ
考えるボウイングが変。根拠がない。「ボウイング」と言わず「弓順」で通すのはまだいいけど、「スルタスト」とかのカタカナも出てこない、全部日本語で通す。ザッツが非常に小さく、どんなフレーズでも16分音符くらい、テンポ感と嚙み合わない。指示がなければ全て弓の真ん中辺で普通に弾く。数えてないし譜読みも適当、だから音の切り方も適当。指揮者を見ないで1stVn(コンマスではなく)ばかりちらちら見てボウイングを気にしてたり。チューニングや指揮者の他パート指示の時に平気でお喋り。指揮者の指示が自パートに出ているのに、ぼんやりして該当ページを開けもせず。小節番号を結局本番まで振らなかったり。こう書いていくと、おかしい人だな、やっぱり。
弦セクション全体的に(一部管楽器にも当てはまる)
指揮者見てない。
テンポ感・拍動を指揮者と共有しようとしていない。
数えてない。
楽譜通り弾かない。
だからpとppの区別がなかったり、sfが表現されていなかったり、音を切るタイミングが適当だったり。
弾き方を揃える意識もない。
管楽器の音を聴いていない。
他の弦パートも聴いていない。
他パートとの掛け合いは残念な結果になり、一つの曲に対してそれぞれ勝手なアプローチをしている感じ。
弾き方、歌い方、数え方、主体的に考えない。

いやー実に残念なオーケストラだ。
別に珍しいことではないけどさ。
で、レベルの高いところに行こうと思うと、練習場所が遠かったり、人間関係が面倒くさかったりするんだ。

もちろん私も完璧なわけがなく、個人的な事故もないわけではなく。とはいえ、切磋琢磨するならもっとベースが高めの環境でしたいような気もしたりして・・鶏口牛後とどっちがいいのだろうと思ったりしています。

アマチュア弦楽器奏者の生き方、キャリアいろいろ

本番年50回超のツワモノも

アマチュアの弦楽器弾きの生き方にも、キャリア発達のような考え方をしてみると、なんだか面白い。

ホームオケはなく、エキストラだけで年50回超の本番をこなしているような人がヴァイオリンやヴィオラでもたまにいますが(やや年配のおじさんが多い)、私が知っている範囲では、そういう人は大抵、そんなに上手ではない。

ものすごくたくさんの曲を知ってはいるけれども、理解や解釈は浅い印象。
弾き方、音、色々雑。

申し訳ないが、うちのオケにはトラさんとしてはあまり呼びたくない。

ただし、どうにもこうにも人が足らず人数合わせのためだけに来てもらうのであれば、大抵の曲は経験があるので心強い人材。

そういう生き方もありだなぁとは思いつつ、私はそうなりたいわけでは全然ない。

各曲、各作曲家をじっくり深々と理解したい。

やりたいことが変わっていく人も多い

ベテランさんの変化はとても興味深いです。

アマオケでコンマスを何年もやっていた人が、ソロ活動を始めたり、少人数のアンサンブルでコンサートをやるようになったり。

古典~ロマン派あたりのオーケストラから、大編成のオーケストラに移ったり。
特別な期間限定オケ等で、特別な演奏会だけ参加したり。
プロ並みな人は、演奏でお金を結構しっかり稼ぐようになったり。

とかとか。

変化のし方は人それぞれですが、楽器上のキャリア発達があるのではないかと思ったりしました。

20年間、古典~ロマン派で飽きないんだが

私はと言えば、古典~ロマン派大好きという、日本人でありがちというか典型的というか、な感じで、もう20年やっていて今もなお古典~ロマン派が大好き。

何回もやったことのある曲(ベト7とか、新世界とか、とかとか)については食傷気味な感はありますが(お腹いっぱい・・)、大好きなのに一度もやったことのない曲もまだまだあるので、当分古典~ロマン派に居座りそうな気がします。

(つづく)

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者地域移行支援施設の生活支援員。国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学10年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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