こんにちは、ブジカエル(@buji_kaeru)です。
今年の1月から、断捨離を兼ねてメルカリに本を出品し始めました。今ではアマゾンにも出品しています。2か月ちょっとの間続けてみてある傾向が見えてきたので、記事を大幅に改訂、バージョンアップしました。
5年ほど前にもアマゾンに出品していたことはあるのですが、メルカリでは書籍のバーコード読み取りで簡単に出品できることを知り、試してみたくなりました。
メルカリでは以前お洋服を出品していたことがあり、とてもよく売れました。なので、書籍もメルカリで出品してみたらどうかな?アマゾンと比べたらどっちが売れるかな?と思いながら出品を続けてきました。
以下、メルカリ&アマゾンでの本のジャンルごとの売れやすさについて、私の実感をまとめました。まだ一部の本しか出していないので限られていますが、今後本を売り進めたら追加していきます。
ご参考になれば幸いです。
先に結論
結論は、「書籍のテーマやカテゴリによって、メルカリとアマゾンを使い分ける、もしくは同時に両方に登録」です。
出品する本のジャンルによって、売れ方が全然違いました。本のジャンルやカテゴリによってアマゾンが良かったり、メルカリが良かったりするのがよくわかったので、
- メルカリで売れるジャンルの本は、とりあえずメルカリにだけ出品
- しばらく売れなかったらアマゾンにも出品
- メルカリで売れにくいジャンルの本は、最初からアマゾンにだけ出品
- 初めて出品するジャンルの本は、とりあえずメルカリだけに出品
という手順で出品することにしました。
メルカリに先に出品する理由
買ってくれる人が支払う金額を同程度の金額にすると、メルカリの方がより多くお金が手元に残ります。とりあえずメルカリに優先的に出品しています。それで、1か月ほど経っても売れなければアマゾンにも出品する、というやり方にしていますが、それでも結局メルカリで売れた、ということはあります。
ちなみに、書籍はできるだけさっさと売ってしまいたいと思っています。少し待って希少本として高値で売るとかいうことは、そもそも考えていません。本を売って得られる金額を増やすよりも、
- 書籍もできるだけ鮮度の良いうちに売る
- 家の中の不要なものを減らす
という2点を優先に考えています。
ウェブ関連の本
私はWeb制作やディレクションの仕事を長年していたので、このカテゴリの本をたくさん持っていました。
例えば、以下のような本です。
- ウェブ関係
デザイン、制作、ディレクション、マーケティング、ライティング、SEO対策、Googleアナリティクス、Googleタグマネージャー - デジタルマーケティング
- アドビ製品(XD、Photoshop等)
- Tableau
まずメルカリに出品
最初はメルカリに出品しました。
価格は、メルカリの中で同書籍の最低価格、ない場合はアマゾンの同書籍の最低価格より少し安めに設定。
試しに20冊出品して、1か月間に売れたのは6冊でした。
アマゾンに出品
メルカリであまり売れ行きが良くないので、アマゾンにも出品しました。
価格は、本の状態に関わらず最低価格に一致させて設定。
メルカリに出品した時より高くなります。
メルカリで売れ残っている15冊を出品して、1か月経たないうちに全部売れました。
購入者が支払う総額は、メルカリより高いのに。。
なのでこの後、ウェブ&デジマ関連の書籍は、メルカリには出品せず、アマゾンだけに出品しています。
所感
アマゾンに出品している間も、メルカリでは引き続き出品してある状態でした。メルカリの方が安いのに、それでもアマゾンの方であっという間に売れた感があります。
ウェブ関連の書籍を購入する層では、アマゾンとメルカリのどっちもチェックする人は、今のところ少ないようです。ウェブ関連の業務に携わっている人は、メルカリをあまり使わないのかな?
あと、アマゾンでは法人様かな?と思われる方が何人かいました。宛先に会社名があったりするんです。
私が持っていたウェブ関連の本は、いかにもお仕事で使うような本です。法人様の場合、メルカリではお買い物しないのかも。アマゾンの方が、法人様の目に留まりやすく、結果売れやすいのかもしれません。
電力、環境系の本
電力や環境系の本も、最初メルカリに出品しました。
ウェブ関連の本同様あまり売れ行きが良くないので、アマゾンに出品したら、ちょいちょい売れています。ウェブ関連の本ほどではありませんが、メルカリよりは手応えは全然いいです。
ビジネス全般・啓発本
社会人なら誰にでも役立つビジネス系の啓発本は、メルカリでもよく売れます。特に、ベストセラー入りした本はメルカリでよく売れる気がします。出品も多いですが。
意外と、男性と思われる方のご購入が多いです。利用者層は主に女性だと思い込んでいました。
こんな本が売れるんだ?と思うことは、メルカリでもアマゾンでもあります。
アフィリエイト・ブログ系の本
メルカリでよく売れます。
出品も多いです。
アマゾンより安く出品してくれる人が多いので、私はメルカリで本を売った売上金で、アフィリエイトやブログ運営の本を買っています。
欲しい!と思ったその時はなくても、検索条件を保存しておくと、出品されたときに通知が来るので、チャンスを逃さず確実に安く購入できるので、すごくありがたいです。
あとがき
会社を辞めよう!
と決めてから書棚を見たら、会社組織でしか必要のなかった本が意外とあったので、主にそのカテゴリの本を処分したくてメルカリで出品を始めました。
色々試しているうちに、メルカリでは売れにくいけどアマゾンで売れるジャンル、またはその逆などの傾向があるのがわかって、なかなか面白いなぁと思いました。
私の場合は手元にある自分が読んだ本を出品するだけで、完全に小遣いレベルの副業です。売り上げは月に1万円前後程度で、そんなにバンバン売れているわけでもありません。でも、新たに必要になった本を買うには、今のところ十分です。
少しずつですが断捨離が進んで、しかも本を売ったお金で別の中古本を買えるというのは、すごいことだなぁと思います。昔だったら古本屋さんに売るしかなくて、しかも二束三文で買い叩かれるしかなかったのに、今では自分自身で、古本屋さんと同じくらいの値段で売ることができる。
でも、アマゾンの手数料はぼったくりじゃないの?
というのが正直なところ。それでも従わざるを得ないのが弱肉強食の資本主義の世界なのでしょうか。
断捨離は引き続き進めます。