こんにちは。
10年近く放送大学に在籍し続けているブジカエルです。
大学院で勉強してみたり、学部でコースを変えてみたりでなかなか卒業はしませんが。
今回は、臨床心理学概論の単位認定試験に出てきた「アクティヴ・イマジネーション」についてメモします。
目次
アクティヴ・イマジネーションとは
アクティヴ・イマジネーションとは、ユング,C.G.の創始した分析心理学の技法で、無意識から立ち現れてくるさまざまなイメージを相手に、自我が直接的な接触を試みるもの。
面接中に行うのではなく、一人で行って後日面接者に報告する。
アクティヴ・イマジネーションの手順
- 誰にも邪魔されない時間と空間を確保する。
- イマジネーションの舞台(スタート地点)を設定する。
- 何かが動き出すまで、見つめて待つ。
- その動きの意味(メッセージ)を何通りか推測し、一つを選ぶ。
- こちらの応答を何通りか考え、一つを選んで実行する。
- あちらの反応を待つ。
- あとは、4・5・6を繰り返す。
- 記録する。
- 報告する。
- 儀式化を行う。
出典:放送大学の放送授業 臨床心理学概論 第6回「心理療法2―ユング派のアプローチ―」