こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
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目次
問題23 次の記述のうち、ソーシャルワークの実践モデルとして、正しいものを1つ選びなさい。
- 環境との交互作用に焦点を当て、適応状態を捉えるモデルを治療モデルという。
- クライエントが語る物語に着目し、問題を定義するモデルを医学モデルという。
- 問題の原因を個人の病理現象から見いだし、それを取り除くことにより解決するモデルを生活モデルという。
- クライエントの肯定的態度や能力に着目し、主観性を尊重するモデルをストレングスモデルという。
- 蓄積された統計データを用いて、問題の原因を特定するモデルをナラティブモデルという。
設問について
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチについての理解が問われる問題。
精神障害者支援の実践モデルについては、中央法規理論と展開Iテキスト第2版p263~等。
各選択肢について
選択肢1:環境との交互作用に焦点を当て、適応状態を捉えるモデルを治療モデルという。
×
環境との交互作用に焦点を当てるのは、生活モデル。
選択肢2:クライエントが語る物語に着目し、問題を定義するモデルを医学モデルという。
×
クライエントが語る物語に着目するのは、ナラティブアプローチ。
選択肢3:問題の原因を個人の病理現象から見いだし、それを取り除くことにより解決するモデルを生活モデルという。
×
問題の原因を個人の病理現象から見いだし、それを取り除くことにより解決しようとするのは、医学/治療モデル。
選択肢4:クライエントの肯定的態度や能力に着目し、主観性を尊重するモデルをストレングスモデルという。
〇
選択肢5:蓄積された統計データを用いて、問題の原因を特定するモデルをナラティブモデルという。
×
説明の内容は、医学/治療モデルに含まれると考えられる。
正答
4(クライエントの肯定的態度や能力に着目し、主観性を尊重するモデルをストレングスモデルという。)