こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
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目次
問題2 次のうち、神経性大食症の患者に認められる、過食に対する不適切な代償行為として、正しいものを1つ選びなさい。
- 虚言
- 睡眠薬の大量服薬
- 緩下剤乱用
- ネット依存
- リストカット
設問について
摂食障害群についての理解が問われる問題。
中央法規当該科目テキスト第2版p170~。
神経性大食症については、同テキストp172~。
神経性過食症
神経性過食症は、大量の食べものを短時間に次から次へと摂取し(過食)、その後に食べ過ぎを埋め合わせる行為(例えば、排出行動、絶食、運動など)を行うことを特徴とする 摂食障害です。
(中略)
過食による影響を軽減しようとして、以下のような様々な手段で埋め合わせをしようとします。
- 排出行動:例えば、意図的に嘔吐する(自己誘発性嘔吐)、下剤や利尿薬(腎臓から排出される水分の量を増やす薬)を服用する
- 徹底的なダイエットまたは絶食
- 過度の運動
- 上記の組合せ
腹部膨満感を治そうとして利尿薬を飲む人もいます。
MSDマニュアル 家庭版
各選択肢について
選択肢1:虚言
×
噓をつくことが全くないわけではないが、過食に対する代償行為ではない。
選択肢2:睡眠薬の大量服薬
×
睡眠薬の大量服薬は人によってはあり得るが、過食に対する代償行為ではない。
選択肢3:緩下剤乱用
〇
過食に対する代償行為として認められる。
下剤は作用強度で軟下剤、緩下剤、峻下剤に分けられる。
選択肢4:ネット依存
×
過食に対する代償行為ではない。
選択肢5:リストカット
過食に対する代償行為ではない。
正答
3(緩下剤乱用)