こんにちは、ブジカエル(@buji_kaeru)です。
私がWordPressを使い始めて、今年で丸10年になります。
今日は祝日なので、少しゆるめに思い出話など。
WordPressについての昔話です。
WordPressとの馴れ初め
2009年春のこと。
当時の勤務先のクライアントがブログを始めたいということだったので、色々なブログサービスを検討した結果、WordPressを導入することになりました。
今となっては懐かしすぎる、2.0.x系でした。
クライアントに勧める以上、自社でも使わねば!
ということで、同時に勤務先においてもブログを始めることになり。私は間もなく自社のブログ係として、このWordPressをいじり倒すことになりました。
早いもので、あれから10年、経ってしまいました。
光陰矢の如し。
簡単インストールはまだなかった
当時、自社で主に使っていたサーバはCPIで、まだ「簡単インストール」的な機能はなかっように思います。WordPressは主にPHPでできているからか?最初はお抱えのプログラマにやってもらっていました。
複数のクライアントが「うちもブログやりたい」と言い始めていたので、都度このプログラマ君に依頼していたのですが、何度も依頼されるうちにだんだん面倒くさくなってきたのでしょう。「簡単だから、試しにやってみたらどうですか」と言われ、素直に試してみました。
WrodPressを知って数か月後には、自分でインストールするようになっていました。
手順としては、
- サーバ側でデータベースを用意
- WordPressの公式サイトで最新版をダウンロード
- それをFTPソフトでサーバにアップロード
- ブラウザで設定、インストール
という程度なので、簡単と言えば簡単です。
が、レンタルサーバの「簡単インストール」の簡単とは比較になりません。
本当に、便利になりました。
運用については毎度検討
自社ははもちろん、クライアントのブログ運営はどのようにしていくのがいいのかは、ブログを導入する度に検討していました。
- WordPressをどこに置くか。
- ドメインはどうするか。
- 効果的な運用方法は。
- 従業員が書いていくならガイドラインは。
- Googleのアルゴリズムがどんどん変わっていく中で、ブログ運営がクライアントの事業により大きなメリットをもたらすようにするには、どうするのがいいのか。
色々なことを、毎回考えました。
クライアントによって、課題は様々です。ブログを導入するクライアントの、経営&事業課題に応じて、また社内の状況に応じて、毎回運用方法やガイドラインを作成していました。
その際、自社のブログ運用ガイドラインを作った経験が活かされたのは言うまでもありません。
それにしても。
当時の経験が、10年後に自分で事業を起こすことになってそこで役立つとは、思っていませんでした。
人生何が起こるかわからない。
と、つくづく思います。
WordPressの進化
バージョンアップしたらなんかおかしくなっちゃったり。
パーマリンクを変更したら真っ白になっちゃったり。
バックアップのプラグインが怠け者だったり。
色んなことがありました。
画面が真っ白になっちゃったりすると、心臓がきゅっとなります。バージョンアップとか、パーマリンクの変更は、今でもちょっとどきどきします。
バックアップのプラグインも100%信用することはできないし、データベースとFTPアップロードで再構築するのは、私にとっては最高に面倒くさい作業なので、設定を大きく変えたりするのはちょっと心臓に悪いんです。
最近は、バージョンアップや設定変更でで不具合が起こることはほとんどなく、これも優秀な人たちがWordPressの開発に心血を注いでくれたからと感謝しています。
とはいえ、100%の安全はないので、バックアップはやはり重要です。
と書きながら、バックアップとっていないんですけどね。
テーマも進化
WordPress本体だけでなく、テーマもすごく進化しました。
昔は、良質なテーマは外国産のものばかり。
でも外国のテーマって、フォントサイズが日本語と合わなくて、CSSをあちこち直す必要があったり、色々面倒でした。
有料でもなんか動きが遅かったり、作りが分かりにくかったりで、使いにくいものが多くありました。
今は、国産の優秀なテーマがたくさんあって、素晴らしいです。私は今のところWING(AFFINGER5)をガチャガチャいじっていますが、少し落ち着いたら、色々なテーマを試したいです。STORKSとかJINとか。
実は私も7年ほど前にテーマを作ったことがあるのですが、PHPの知識がほとんどないまま取り組んだので、テーマ制作とPHPの学習を同時並行で進めることになり、本当に大変でした。しかも初めて作るテーマがクライアント向けだったという・・何て会社でしょうね、まったく。。
おわりに
思い出語りの昔話なので、まとめもなにもありませんが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後もWordPressが世界中の優秀なプログラマさんたちに開発され続け、Web制作やCMS利用のシェアを伸ばし続けて、たくさんの人に愛用され続けますように。