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問題19|第20回 精神保健福祉士 国家試験 ②精神保健の課題と支援

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題19 DALY( 障害調整生命年 )に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 平均寿命と健康寿命( 日常生活に制限のない期間の平均 )の差から求める。
  2. 疾患の有病率とジニ係数から求める。
  3. 患者と家族の疾患による経済的損失を合計して求める。
  4. 有病率と集団の調査対象者全員の数の積から求める。
  5. 疾患による損失生存年数と障害生存年数を合計して求める。

設問について

DALY( 障害調整生命年 )についての理解が問われる問題。
正答以外の選択肢についても察しはつきたい。

各選択肢について

選択肢1:平均寿命と健康寿命( 日常生活に制限のない期間の平均 )の差から求める。

×

平均寿命と健康寿命の差は、不健康な機関。

選択肢2:疾患の有病率とジニ係数から求める。

×

疾患の有病率は、ある一時点において疾患を有する人の割合。
ジニ係数は所得分配の指標で、1に近いほど格差が大きいことを意味する。

疾患の有病率とジニ係数から求められるのは、格差と疾患有病率の関係。

選択肢3:患者と家族の疾患による経済的損失を合計して求める。

×

疾患による患者と家族の経済的損失は「社会的コスト」。

平成 29 年度の国民医療費は 43 兆 710 億円で、医科診療医療費に占める精神及び行動の障害の割合は 6.2%となっている。特に、65 歳未満においては、精神及び行動の障害の医療費は第 4 位となっており、最近の 10 年間においても増加傾向にある。諸外国と比較し、多剤投薬が多いこと、平均在院日数の長さや病床数の多さなどが医療コストに影響を与えているという、OECD の報告もある。また、精神疾患の治療においては、インフォーマルケアの費用や、患者の休職や離職による労働損失等、社会的負荷が大きいことが知られている

精神疾患にかかる社会的コストと保健医療福祉提供体制の国際比較に関する調査

選択肢4:有病率と集団の調査対象者全員の数の積から求める。

×

有病率と集団の調査対象者全員の数の積から求められるのは、有病者の人数。

選択肢5:疾患による損失生存年数と障害生存年数を合計して求める。

障害調整生存年 (Disability-adjusted Life Year; DALY)は、障害の程度や障害を有する期間を加味することによって調整した生存年数。

DALY=YLL+YLD

YLL:早死にすることによって失われた年数、The Years of life lost)
YLD:障害を有することによって失われた年数。

1990年代初めにハーバード大学のクリストファー・マーレー教授らが開発。

正答

5(疾患による損失生存年数と障害生存年数を合計して求める。)

第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学11年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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