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問題24|第21回 精神保健福祉士 国家試験 ③精神保健福祉相談援助の基盤

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題24 次の記述のうち、ソーシャルワークにおける生活モデルの説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. クライエントが持つ才能、資源、要求や向上心を十分に認識し尊重する。
  2. クライエントの抱える問題や課題を社会診断により探る。
  3. 包括的な視点からクライエントと環境の交互作用の接点に介入する。
  4. クライエントの中にある原因と結果の直接的な連鎖に着目する。
  5. インテークから処遇に至る一連の過程をソーシャルワークと捉える。

設問について

ソーシャルワークの実践モデルやプロセスに関する理解が問われる問題。

精神障害者支援の実践モデルについては、中央法規「理論と相談援助の展開I」(第2版)p258-271。

各選択肢について

選択肢1:クライエントが持つ才能、資源、要求や向上心を十分に認識し尊重する。

×

ストレングスモデルの考え方。

ストレングスモデルについては、中央法規「理論と相談援助の展開I」(第2版)p268-271。

選択肢2:クライエントの抱える問題や課題を社会診断により探る。

×

治療モデルの考え方に含まれる過程。
リッチモンドは、クライエントが抱える問題の原因を社会診断により探り、その原因を特定し、処遇(社会的治療)という仮定を確立させた。

中央法規「理論と相談援助の展開I」(第2版)p263。

選択肢3:包括的な視点からクライエントと環境の交互作用の接点に介入する。

ジャーメインが提唱した生活モデルの内容。
生活モデルについては、中央法規「理論と相談援助の展開I」(第2版)p265-267。

選択肢4:クライエントの中にある原因と結果の直接的な連鎖に着目する。

×

原因をクライエントにあると考える、治療モデルの内容と思われる。

選択肢5:インテークから処遇に至る一連の過程をソーシャルワークと捉える。

×

処遇という言葉は生活モデルでは用いられない。

正答

3(包括的な視点からクライエントと環境の交互作用の接点に介入する。)

第21回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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