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問題6|第21回 精神保健福祉士 国家試験 ①精神疾患とその治療

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題6 次のうち、てんかんの診断に最も有用な検査として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 脳波検査
  2. 頭部CT
  3. SPECT(脳血流シンチグラフィ)
  4. 脳脊髄液検査
  5. 頭部MRI

設問について

てんかんと検査に関する問題。
過去問解説本によると、てんかんに関しては基本的なレベルであると。

てんかんの診断は、発作の様子、脳画像、発作間欠期の脳波所見などから総合的に診断する。(中央法規の当該科目テキスト(第2版)p96)。

検査については、中央法規の当該科目テキスト(第2版)p69-72。

各選択肢について

選択肢1:脳波検査

脳から生じる微小な電気活動が「脳波」。
脳波検査では、脳の生理学的な活動状態を確認でき、意識状態、局在的な脳領域の機能低下やてんかんの徴候などを確認できる。

が、てんかん発作維持に脳波を記録できる機会は乏しい。

選択肢2:頭部CT

×

頭部CTは画像検査の1つ。
患者が臥床し、脳の周りを機会が移動しながらスキャンする形でX線撮像し、それをコンピュータで脳の画像に再構成したもの。開頭することなく脳の各断層像が見られる。

選択肢3:SPECT(脳血流シンチグラフィ)

×

機能画像検査の1つで、脳の血流をみるもの。
脳に取り込まれる放射性医薬品を注射して、脳に取り込まれた薬剤から出る放射線を特殊なカメラで撮影すると、血流の多い部位は取り込みが高く、血流の少ない部位は取り込みが低く写る。

選択肢4:脳脊髄液検査

×

脳や脊髄といった中枢神経系は脳脊髄液に浸かった状態で存在する。脳脊髄液を採取すると、中枢神経系の感染症(脳炎や髄膜炎)の有無などを検査できる。

選択肢5:頭部MRI

×

画像検査の1つ。
磁気を用いて脳内の形態的な状況を可視化した脳断層画像。
撮像法にはいくつか種類があり、脳梗塞等の有無、萎縮の様子など、様々な疾患による脳の状態を確認できる。

正答

1(脳波検査)

第21回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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