こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題
問題75 次のうち、地域障害者職業センターの業務として、正しいものを2つ選びなさい。
- 職業準備訓練のあっせん
- 障害者雇用納付金の徴収
- 職場復帰支援(リワーク支援)の実施
- 高度の職業リハビリテーションに関する研究・開発
- 職場適応援助者(ジョブコーチ)の派遣
設問について
地域障害者職業センターの業務に関する理解が問われる問題。
中央法規当該科目テキスト(第3版)で、
・精神障害者の就労について:p124~
・地域障害者職業センターについて:p135・136
障害者雇用促進法は必ず目を通しておきたい。
e-gov:障害者の雇用の促進等に関する法律
各選択肢について
選択肢1:職業準備訓練のあっせん
×
職業準備訓練のあっせんはナカポツの仕事。
(業務)
障害者雇用促進法
第二十八条 障害者就業・生活支援センターは、次に掲げる業務を行うものとする。
一 支援対象障害者からの相談に応じ、必要な指導及び助言を行うとともに、公共職業安定所、地域障害者職業センター、社会福祉施設、医療施設、特別支援学校その他の関係機関との連絡調整その他厚生労働省令で定める援助を総合的に行うこと。
二 支援対象障害者が障害者職業総合センター、地域障害者職業センターその他厚生労働省令で定める事業主により行われる職業準備訓練を受けることについてあつせんすること。
三 前二号に掲げるもののほか、支援対象障害者がその職業生活における自立を図るために必要な業務を行うこと。
選択肢2:障害者雇用納付金の徴収
×
障害者雇用納付金の徴収は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の仕事。
(障害者雇用納付金の徴収及び納付義務)
同上
第五十三条 機構は、第四十九条第一項第一号の調整金、同項第一号の二の特例給付金及び同項第二号から第七号までの助成金の支給に要する費用、同項第八号及び第九号の業務の実施に要する費用並びに同項各号に掲げる業務に係る事務の処理に要する費用に充てるため、この款に定めるところにより、事業主から、毎年度、障害者雇用納付金(以下「納付金」という。)を徴収する。
選択肢3:職場復帰支援(リワーク支援)の実施
〇
(地域障害者職業センター)
同上
第二十二条 地域障害者職業センターは、都道府県の区域内において、次に掲げる業務を行う。
一 障害者に対する職業評価、職業指導、職業準備訓練及び職業講習を行うこと。
二 事業主に雇用されている知的障害者等に対する職場への適応に関する事項についての助言又は指導を行うこと。
三 事業主に対する障害者の雇用管理に関する事項についての助言その他の援助を行うこと。
四 職場適応援助者の養成及び研修を行うこと。
五 第二十七条第二項の障害者就業・生活支援センター、就労支援事業者その他の関係機関及びこれらの機関の職員に対する職業リハビリテーションに関する技術的事項についての助言、研修その他の援助を行うこと。
六 前各号に掲げる業務に附帯する業務を行うこと。
選択肢4:高度の職業リハビリテーションに関する研究・開発
×
高度の職業リハビリテーションに関する研究・開発は障害者職業総合センターの仕事。
(障害者職業総合センター)
第二十条 障害者職業総合センターは、次に掲げる業務を行う。
一 職業リハビリテーション(職業訓練を除く。第五号イ及び第二十五条第三項を除き、以下この節において同じ。)に関する調査及び研究を行うこと。
二 障害者の雇用に関する情報の収集、分析及び提供を行うこと。
三 第二十四条の障害者職業カウンセラー及び職場適応援助者(身体障害者、知的障害者、精神障害者その他厚生労働省令で定める障害者(以下「知的障害者等」という。)が職場に適応することを容易にするための援助を行う者をいう。以下同じ。)の養成及び研修を行うこと。(後略)
同上
選択肢5:職場適応援助者(ジョブコーチ)の派遣
〇
地域障害者職業センターは、職場適応援助者(ジョブコーチ)の養成・研修もするし派遣もする。
正答
3(職場復帰支援(リワーク支援)の実施)
5(職場適応援助者(ジョブコーチ)の派遣)