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問題38|第22回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題 38 次のうち,ケアマネジメントにおけるチームアプローチに関する記述として,適切なものを 1 つ選びなさい。

  1. 利用者の状態にかかわらず,同じ構成員で活動する。
  2. 構成員は独自に立てた計画に基づき,専門性を発揮する。
  3. 利用者の希望する場合を除き,構成員は専門職とする。
  4. チームでは,プライバシー保護に配慮した上で,情報の共有化を図る。
  5. チーム全体に関わる方針は,リーダーが決定する。

設問について

ケアマネジメントとは

ケアマネジメントとは、福祉・医療・保健・就労・教育など、人々の生活ニーズと、地域にあるさまざまな社会資源の間に立って、複数のサービスを適切に結びつけて、調整を図り、包括的かつ継続的なサービス提供を可能にする援助方法です

精神障害者ケアガイドライン~市町村で精神障害者ケアマネジメントを行うために~
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(PDF)

ケアマネジメント(ケースマネジメントと同意)とは、

  1. 利用者のニーズをアセスメントし、
  2. 必要なサービスを提供あるいは調整し(プランニング)、そして
  3. 利用者とサービスのモニタリングをしながら、

利用者の地域生活を促す支援技法です。

ケアマネジメント(Care Management) | 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部

各選択肢について

選択肢1:利用者の状態にかかわらず,同じ構成員で活動する。

利用者の状態・ニーズが変わったら、チームの構成員や役割も変わります。

選択肢2:構成員は独自に立てた計画に基づき,専門性を発揮する。

利用者中心の目標をチームとして共通理解します。

選択肢3:利用者の希望する場合を除き,構成員は専門職とする。

構成員は、利用者の希望の有無に関わらず、専門職に限定されません。

選択肢4:チームでは,プライバシー保護に配慮した上で,情報の共有化を図る。

チームでは、プライバシー保護に配慮した上で、情報の共有化を図ります。

選択肢5:チーム全体に関わる方針は,リーダーが決定する。

チーム全体に関わる方針は,構成員の合意もとで決定します。

正答

4(チームでは,プライバシー保護に配慮した上で,情報の共有化を図る。)

第22回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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