こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
途中まで、1科目1記事で作成していたのですが、さすがに1記事24問(しかも内容厚め)は無理と考え、1記事1問で作り変えている最中です。
↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題
(1) 精神疾患とその治療
問題1 次のうち,交感神経の活動の高まりを示すものとして,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題2 次のうち,ICD-10 において,解離性(転換性)障害に含まれているものとして,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題3 次のうち,心的外傷後ストレス障害(PTSD)の典型的な症状として,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題4 次のうち,成人で発症した神経性無食欲症の典型的な症状として,正しいものを 2 つ選びなさい。
問題5 小児自閉症に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題6 次のうち,緊張病状態でよくみられる症状として,正しいものを 2 つ選びなさい。
問題7 次のうち,抗精神病薬の主な副作用として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題8 次の記述のうち,選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を処方するときのうつ病患者に対する説明として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題9 次のうち,「転移」を利用する精神療法として,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題10 次の記述のうち,医療保護入院を検討すべき要件として,適切なものを 1つ選びなさい。
(2) 精神保健の課題と支援
問題11 精神保健に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
問題12 次のうち,セルフヘルプグループにおけるヘルパー・セラピー原則の説明として,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題13 次のうち,WHOが作成したものとして,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題14 ギャンブル等依存症に関する次の記述のうち,正しいものを 2 つ選びなさい。
問題15 犯罪被害者の精神保健に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題16 精神作用物質の乱用対策及び使用者への援助に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題17 災害時の精神保健に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題18 データ分析方法の名称として,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題19 ドメスティック・バイオレンス(DV)に関する次の記述のうち,正しいものを 2 つ選びなさい。
問題20 周産期の精神保健に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
(3) 精神保健福祉相談援助の基盤
問題21 A精神保健福祉士が抱く倫理的ジレンマとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題22 福祉サービスを提供する際のリスクマネジメントに関する次の記述のうち,適切なものを 2 つ選びなさい。
問題23 ソーシャルワークの理論の発展に貢献した人物とそのアプローチに関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題24 社会における正義の実現に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題25 C精神保健福祉士が家族会と共に行った内容として,適切なものを 1つ選びなさい。
問題26 対人援助領域におけるレジリエンス(resilience)に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題27 次のうち,「障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドライン」(平成 29 年 3 月厚生労働省)の内容として,正しいものを 2 つ選びなさい。
問題28 精神科病院で精神保健福祉士が行う人権擁護に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
問題29 マクロ領域のソーシャルワークに関する次の記述のうち,適切なものを 2つ選びなさい。
問題30 (事例問題 1)次のうち,この時点でのFさんの状態を示す用語として,適切なものを 1つ選びなさい。
問題31 (事例問題 1)次のうち,この時にE精神保健福祉士が行ったアプローチとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題32 (事例問題 1)次のうち,この時点でのFさんの状態を表す用語として,適切なものを 1つ選びなさい。
問題33 (事例問題2)次の記述のうち,この時点でH精神保健福祉士がGさんに掛ける言葉として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題34 (事例問題2)次のうち,この時点でH精神保健福祉士がGさんに,地域若者サポートステーションの利用を勧めた理由として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題35 (事例問題2)次のうち,この時点でのGさんの状態に関する用語として,適切なものを1 つ選びなさい。
(4) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
問題36 諸外国の精神保健医療福祉の脱施設化及び地域ケアの歴史に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題37 次のうち,国連総会で採択された「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」(1991 年)の記述として,正しいものを 2 つ選びなさい。
問題38 次のうち,ケアマネジメントにおけるチームアプローチに関する記述として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題39 次の記述のうち,ディーガン(Deegan, P.)が述べるリカバリーの内容として,正しいものを 2 つ選びなさい。
問題40 次の記述のうち,社会リハビリテーションにおけるアセスメントとして,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題41 次のうち,ナラティブアプローチに関する記述として,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題42 次の記述のうち,リファーラルの説明として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題43 次の記述のうち,精神保健福祉士がコンサルティに対して行うコンサルテーションとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題44 次のうち,J精神保健福祉士が協議会に提案したこととして,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題45 精神保健福祉士が担う職務に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題46 次のうち,精神科リハビリテーションにおける地域ネットワーク形成の目的として,適切なものを 2 つ選びなさい。
問題47 次のうち,精神障害者支援におけるアドヒアランスに関する記述として,正しいものを 1 つ選びなさい。
問題48 次の記述のうち,ソーシャルインクルージョンの理念に基づいた精神保健福祉士の活動として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題49 (事例問題 1)次のうち,この時点でM精神保健福祉士が提案した内容として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題50 (事例問題 1)次のうち,この時点でM精神保健福祉士が提案した内容として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題51 (事例問題 1)次のうち,この場面において,M精神保健福祉士が果たした役割として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題52 (事例問題 2)次の記述のうち,この時にAスクールソーシャルワーカーが行ったこととして,適切なものを 2 つ選びなさい。
問題53 (事例問題 2)次のうち,支援チームが活用したBさんに対する支援として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題54 (事例問題 2)次のうち,この時の話からBさんがこの会に参加することで得られていることとして,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
問題55 (事例問題 3)次のうち,この時にD相談員が用いた面接技法として,正しいものを 1つ選びなさい。
問題56 次の記述のうち,Eさんに求人面接を受けるように促したD相談員の意図として,適切なものを 1 つ選びなさい。
問題 57 次のうち,D相談員がEさんに対する一連の支援の中で意識して取り組んだものとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
(精神保健福祉の理論と相談援助の展開・事例問題 4 )
次の事例を読んで,問題 58 から問題 60 までについて答えなさい。
〔事 例〕
精神障害者雇用トータルサポーターのFさん(精神保健福祉士)は,ある日,従業員1,000 名超の食品製造会社であるV社の人事課長の訪問を受けた。話を聞くと,障害者法定雇用率の達成には 7 名足りず,新たに法定雇用率の算定が見直されたこともあり,現在雇用していない精神障害者も雇用することで達成したいとのことであった。
そして,障害者や高齢者や外国人など様々な従業員が活躍することで多様性のある企業として発展していきたいと話した。そこでV社としては,まず精神障害者の雇用に重点的に取り組みたいと考え,何から始めればよいか教えてほしいとのことであった。(問題 58)
半年後,V社が精神障害者雇用を進める中で人事課長からFさんに相談があった。話を聞くと,新たに雇用した精神障害者のGさん(40 歳,女性)が,仕事で小さなミスが続いた後に出社できなくなり,退職を申し出たとのことであった。対応を依頼されたFさんはV社を訪問し,相談室でGさんと会った。Gさんは緊張した表情を見せながら,自分は会社の役に立っていないこと,仕事に自信がなくなったこと,会社に迷惑を掛けるから辞めたいことを小声で話した。Fさんは面接の中で,Gさんは無遅刻・無欠勤であったこと,部署では昼食弁当の注文係を自らやっていたことを引き出した。また,Fさんの問いかけに対してGさんは,来月には父親が定年退職なので,自分が無職になった後の生活が不安であることなどを語った。(問題 59)
そこで,Fさんの提案で,訪問型職場適応援助者を活用することとし,H職場適応援助者(精神保健福祉士)がGさんの支援に入った。(問題 60)
1 か月後にFさんがV社を訪れると,Gさんは笑顔で仕事をしており,人事課長も喜んでいた。Fさんの援助もあり,人事課長は,「障害者の雇用継続に取り組むことで,従業員全体の退職者数も減り,社の雰囲気が変わり,働きやすい職場になった」と笑顔で話してくれた。
問題 58 次の記述のうち,この時にFさんが提案したこととして,適切なものを 2つ選びなさい。
1 求職登録者のうち,V社で働けそうな精神障害者をFさんが選定する。
2 V社の障害者雇用の意義を「社会的包摂の実現」とし,社内で共有する。
3 FさんがV社を訪問し,作業内容や職場環境を把握する。
4 V社の近くに就労継続支援B型事業所を設立し,障害者雇用を進める。
5 診療報酬明細書(レセプト)を調べて,該当する社員に障害者手帳の所持を照会する。
設問について
各選択肢について
選択肢1:選択肢2:選択肢3:選択肢4:選択肢5:
正答
問題 59 次のうち,Fさんが活用した面接法として,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 指示的面接
2 深層面接
3 生活場面面接
4 動機づけ面接
5 構造化面接
設問について
各選択肢について
選択肢1:選択肢2:選択肢3:選択肢4:選択肢5:
正答
問題 60 次の記述のうち,この時のH職場適応援助者が行った支援として,適切なものを 2 つ選びなさい。
1 Gさんがミスをした作業の課題分析を行い,手順書を作成する。
2 昼食弁当の注文係を他の職員に担当してもらい,Gさんの負担を減らす。
3 Gさんの優れている点を伝えてもらうよう上司に依頼する。
4 Gさんの経済的不安を解消するために,障害年金の申請準備をする。
5 作業能力の低い人も働けるように,障害者専用の職務を作成する。
設問について
各選択肢について
選択肢1:選択肢2:選択肢3:選択肢4:選択肢5:
正答
第22回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

(つづく)