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問題41|第22回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題 41 次のうち,ナラティブアプローチに関する記述として,正しいものを 1 つ選びなさい。

  1. 物事の見方の多様性を認識して,クライエントの新たな意味づけを重視する。
  2. 援助機関の機能を明確にして,クライエントの意志の力を引き出す。
  3. 自我の構造に注目して,パーソナリティの変容を目指す。
  4. 行動の学習過程に着目して,クライエントの望ましい行動を形成する。
  5. 問題を因果関係で捉えるのではなく,円環的に捉えて解決を図る。

設問について

ナラティブアプローチとは

24 ナラティブ・アプローチ
1.理論の概要
ナラティブ・アプローチとは、ナラティブ(narrative)という概念を手がかりにしてさまざまな現象に迫る方法の総称である。通常、ナラティブは、「語り」または「物語」と訳されることが多く、そこには「語る」という行為と、「語られたもの」という行為の産物の両方が同時に含意されている。しかし、その両義性と連続性を的確に表す日本語がないことから、一般にカタカナ表記の「ナラティブ」が用いられているのである。ナラティブ・アプローチは、医療・看護・心理・福祉などの臨床領域における新たな実践的方法として、社会学や文化人類学における新しい研究法として、また、司法領域における紛争解決や企業・組織経営の新たな手法としても注目されている。心理療法の分野では、このナラティブ・アプローチが導入されて、ナラティブ・セラピーと呼ばれるようになったが、キャリアカウンセリングの分野においては、1990 年代以降にポストモダンや社会構成主義などの影響を受けながら、ナラティブ・アプローチが導入されるようになった。

労働政策研究・研修機構:職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査 (PDF)

各アプローチについて

ナラティブアプローチを含む、精神保健福祉士が活用すべき代表的な実践理論/アプローチに関する参考資料については以下の記事にまとめました。

各選択肢について

選択肢1:物事の見方の多様性を認識して,クライエントの新たな意味づけを重視する。

ナラティブアプローチでは、物事の見方の多様性を認識して,クライエントの新たな意味づけを重視します。

選択肢2:援助機関の機能を明確にして,クライエントの意志の力を引き出す。

援助機関の機能を明確にして,クライエントの意志の力を引き出すのは、機能的アプローチ。

選択肢3:自我の構造に注目して,パーソナリティの変容を目指す。

自我の構造に注目して,パーソナリティの変容を目指すのは、心理社会的アプローチ。

選択肢4:行動の学習過程に着目して,クライエントの望ましい行動を形成する。

行動の学習過程に着目して,クライエントの望ましい行動を形成するのは、行動変容アプローチ。

選択肢5:問題を因果関係で捉えるのではなく,円環的に捉えて解決を図る。

問題を因果関係で捉えるのではなく,円環的に捉えて解決を図るのは、(家族)システムアプローチ。

正答

1(物事の見方の多様性を認識して,クライエントの新たな意味づけを重視する。)

第22回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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