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問題44|第23回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題44 次の記述のうち、グループワークにおいて精神保健福祉士が行うこととして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. グループ内の規範を定めずに、メンバーの自由な活動を推進する。
  2. メンバーの役割を固定して、効率的にプログラムを進行する。
  3. メンバーの体験談を活用して、社会的スキルの獲得を促進する。
  4. メンバー間の葛藤を回避して、グループ活動が円滑に進むようにする。
  5. 終結期では、メンバー間の凝集性を強化する。

設問について

グループワークについての理解が問われる問題。
グループワークについては中央法規当該科目IIテキスト第2版p38~等。

各選択肢について

選択肢1:グループ内の規範を定めずに、メンバーの自由な活動を推進する。

×

グループワークの開始期には、注意事項の確認もする。

選択肢2:メンバーの役割を固定して、効率的にプログラムを進行する。

×

グループワークの作業期では、メンバー間の相互作用が時間の経過とともに促進されていき、役割も変わっていくことが考えられる。また、プログラムの目標が達成されることが重要であり、プログラム進行の効率性追求は必ずしも関係しない。

選択肢3:メンバーの体験談を活用して、社会的スキルの獲得を促進する。

メンバーの体験談は他のメンバーにとって刺激となり、様々な作用の促進が期待される。

選択肢4:メンバー間の葛藤を回避して、グループ活動が円滑に進むようにする。

×

メンバー間の葛藤は回避するのではなく、メンバー間の相互作用を促進してグループの課題解決能力を高め、葛藤が緩和されていく方向で支援を行う。

選択肢5:終結期では、メンバー間の凝集性を強化する。

×

メンバー間の凝集性を強化するのは、開始期に行うこと。

正答

3(メンバーの体験談は他のメンバーにとって刺激となり、様々な作用の促進が期待される。)

第23回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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