こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題
目次
問題5 次の記述のうち,注意欠如・多動症(ADHD)の不注意の症状として,正しいものを 2 つ選びなさい。
- しゃべりすぎる。
- 日々の活動で忘れっぽい。
- 自分の順番を待つことが困難である。
- 課題や活動を順序立てることが困難である。
- 不適切な状況で走り回ったり高い所へ登ったりする。
設問について
小児期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害(神経発達症群/神経発達障害群)のうち、多動性障害についての理解が問われる問題。
多動性障害については、中央法規当該科目テキスト第2版p203~。
多動性障害は以下を主症状とする。
- 不注意(注意の持続が著しく困難で、一つのことを続けて行うことができない、外から刺激があると、その別の刺激に注意が移ってしまう、注意が散漫で指示に従えない)
- 多動(落ち着きなく動きまわり、あるいは絶えず体のどこかを動かし、じっとしていることがない)
- 衝動性(我慢ができない、順番を待つことができない、思い通りにならないと他罰的に当たり散らす、規則を衝動的にやぶる)
各選択肢について
選択肢1:しゃべりすぎる。
×
多動の症状。
選択肢2:日々の活動で忘れっぽい。
〇
選択肢3:自分の順番を待つことが困難である。
×
衝動の症状。
選択肢4:課題や活動を順序立てることが困難である。
〇
選択肢5:不適切な状況で走り回ったり高い所へ登ったりする。
×
多動の症状
正答
2(日々の活動で忘れっぽい。)
4(課題や活動を順序立てることが困難である。)
第23回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら
第23回 精神保健福祉士 国家試験対策 過去問題しゃぶり尽くし 【(1) 精神疾患とその治療】 問題1 次のうち,摂食,体温,情動の調節に関わっている中枢神経の部位として,正しいものを 1 つ選びなさい。 問題2 次のうち,この患者...