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問題16|第24回 精神保健福祉士 国家試験 ②精神保健の課題と支援

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題16 次のうち、セクシュアリティに関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

  1. ジェンダーは、身体的性別を指す言葉である。
  2. 性別違和は、DSM-5で採用された用語である。
  3. 性的指向は、自己の性をどのように認識しているのかを示す概念である。
  4. トランスジェンダーは、生物学的・身体的性と性自認が一致しない人を表す言葉である。
  5. 性同一性は、人の性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念である。

設問について

性別違和と精神保健についての理解が問われる問題。
中央法規当該科目テキスト第3版p298~。

各選択肢について

選択肢1:ジェンダーは、身体的性別を指す言葉である。

×

ジェンダーとは、身体的な性別ではなく、社会的・文化的に作られた性差を指す。
ジェンダー・アイデンティティは「性自認」。

選択肢2:性別違和は、DSM-5で採用された用語である。

2013年に発表されたDSM-5では、「性同一性障害」が「性別違和」(gender dysphoria:GD)に変更された。ICD-11では、「性別不和」(gender incongruence)に変更されるらしい。

選択肢3:性的指向は、自己の性をどのように認識しているのかを示す概念である。

×

性的志向は、性的な関心や魅力をどの性別に対して感じるかを言うもの。選択肢の内容は、性自認の説明。

選択肢4:トランスジェンダーは、生物学的・身体的性と性自認が一致しない人を表す言葉である。

選択肢5:性同一性は、人の性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念である。

×

性同一性は、ジェンダー・アイデンティティは「性自認」のこと。
選択肢の内容は、性的志向の説明。

正答

2(性別違和は、DSM-5で採用された用語である。)
4(トランスジェンダーは、生物学的・身体的性と性自認が一致しない人を表す言葉である。)

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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