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問題38|第25回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題38 次のうち、Mさんの主体的な取組を表す用語として、適切なものを1つ選びなさい。

精神科病院に医療保護入院しているMさん(30代、女性)は、A退院後生活環境相談員の支援を受け、退院後の生活についてイメージを育んできた。そのような中、Mさんの退院支援委員会が開催され、Mさんも参加した。そこで、主治医より、退院に向けた今後の治療方針が説明された。Mさんは不安なことや確認したいことについてA退院後生活環境相談員のサポートを受けながら、治療プログラムの理解を深めた。その後、Mさんは治療プログラムに主体的に取り組み始めた。
次のうち、Mさんの主体的な取組を表す用語として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. インフォームドコンセント
  2. アカウンタビリティ
  3. アドヒアランス
  4. コンプライアンス
  5. シェイピング

設問について

一般の医療、精神科の治療で使われる用語についての理解が問われる問題。

正答以外の選択肢についても理解しておきたい。

各選択肢について

選択肢1:インフォームドコンセント

×

インフォームドコンセントは「説明と同意」、正しい情報を伝えられた上での同意を意味する。

インフォームドコンセントについては中央法規「基盤」テキストp158、237、244。

選択肢2:アカウンタビリティ

×

精神保健福祉士には専門職として専門的な知識と技術をもって相談援助活動を行う役割と責務があり、その中にアカウンタビリティがある。

関係者や社会に対して、ソーシャルワーク実践のプロセスやその結果について、情報開示や説明を行うこと、あるいはその説明責任を指す。

アカウンタビリティについては中央法規当該科目テキストp136、244。

選択肢3:アドヒアランス

アドヒアランスは、患者が積極的に治療方針の決定に参加し、患者が主体となって治療を継続していくこと。

アドヒアランスについては、中央法規「精神疾患とその治療」テキスト(第2版)p215。

 「アドヒアランス(adherence)」とは、「固守」、「執着」という意味の名詞です。医療現場では「患者が治療方針の決定に賛同し積極的に治療を受ける」ことを意味します。

(略)

アドヒアランスとコンプライアンスのどちらも「治療を受ける」という行為においては同じですが、決定的な違いは、「治療を受ける」という行為に対し患者の意思が関わっているかどうかという点です。

 コンプライアンスは医療従事者から患者への一方的な指導関係であるのに対し、アドヒアランスは医療従事者と患者の相互理解を基にした関係です。

 患者自身が積極的に参加し、その決定に沿って治療を受けることで、患者が自身の病気を理解し、治療に対しても主体的に関わることになり、より高い治療効果が期待できます。

日本ジェネリック製薬協会 | アドヒアランス

選択肢4:コンプライアンス

×

一般的には法令順守と解される。
医療では、患者が専門職からの指示を遵守することをいう。

選択肢5:シェイピング

×

オペラント条件付けの技法の1つで、段階的に新しい行動を形成する方法。

正答

3(アドヒアランス)

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学11年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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