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問題9|第25回 精神保健福祉士 国家試験 ①精神疾患とその治療

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題9 統合失調症の維持期における治療に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。

  1. 医療者は、患者と治療のゴールや内容について話し合い、決定できるよう支援する。
  2. 抗精神病薬の服用は、患者本人の判断に委ねる。
  3. 入院による治療を優先的に行う。
  4. 患者の再発予防のため、家族への心理教育を行う。
  5. 病状悪化のきっかけになるので、患者が希望しても就労はしないよう助言する。

設問について

統合失調症の治療についての理解が問われる問題。
統合失調症の治療については、中央法規当該科目テキスト第2版p126~。

統合失調症の経過は大きく、
・急性期
・慢性期(休息期および回復期)
・維持期(症状が消失した後)
の3つに分かれる。

急性期:幻覚や妄想、興奮などの激しい陽性症状を抗精神病薬によってできるだけ早く抑えることが目標。補助的に心理社会的療法を取り入れることで、相乗的な効果が期待できる。

慢性期:薬物療法に心理社会的療法を加えて生活機能の回復を図る。
薬物療法で症状を安定させつつ、心理社会的療法を行って社会参加の準備を整える。
病気の発症に至ったストレス要因を明らかにして、ストレスに対処する方法を学んだり、病気や薬の理解を深めたりしていき、社会参加に向けた目標を立てる。

維持期:症状消失後も再発予防のために薬物療法が続けられる。
再発を防ぐこと、普通に生活できる状態を長く保つことが目標とされる。
統合失調症は再発しやすい病気であり、必要最小限の用量で抗精神病薬を投与して再発を防ぐ。

各選択肢について

選択肢1:医療者は、患者と治療のゴールや内容について話し合い、決定できるよう支援する。

どの段階においても保つべき治療の基本姿勢。
維持期においても同様。

選択肢2:抗精神病薬の服用は、患者本人の判断に委ねる。

×

維持期においても服薬が欠かせないケースは多くある。

選択肢3:入院による治療を優先的に行う。

×

維持期に入院を優先させることはない。

選択肢4:患者の再発予防のため、家族への心理教育を行う。

患者に対する家族の感情表出のあり方が、再発の頻度に大きく関係するため有効。

選択肢5:病状悪化のきっかけになるので、患者が希望しても就労はしないよう助言する。

×

全体の25%程度の人は、職業生活、社会生活に問題ない程度に回復する。

正答

1(医療者は、患者と治療のゴールや内容について話し合い、決定できるよう支援する。)
4(患者の再発予防のため、家族への心理教育を行う。)

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学11年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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