こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
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目次
問題5 次のうち、1日の中で症状が顕著に変動することが特徴である精神疾患として、正しいものを1つ選びなさい。
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 統合失調症
- 全般性不安障害
- 急性ストレス障害
設問について
症状の変化に関する理解が問われる問題。
1日の中で症状が顕著に変動する「日内変動」が顕著に見られる代表的な精神症状は、
- 気分障害の抑うつ:早朝に最も強く、夕方にかけて軽快
- せん妄(特に高齢者の夜間せん妄):夕方~夜間にかけて憎悪
せん妄では、錯覚・幻覚等の知覚異常と精神運動興奮、強い不安などが見られ、これらの症状が複数出現するも、別の時間帯にはすっかり消えるといった、変わりやすさが特徴とされる。
各選択肢について
選択肢1:アルツハイマー型認知症
×
アルツハイマー型認知症では、日内変動を含む症状の顕著な揺れは通常見られない。
選択肢2:レビー小体型認知症
〇
状態のよい時と悪い時の差が非常に大きいことも、レビー小体型認知症の特徴。
変動は一日のうちでも起こることがあり、一日のなかでも突然悪くなったり、他の認知症と同様、夕方から夜にかけて悪くなることが多くある。
週単位、月単位で変動することも。
選択肢3:統合失調症
×
症状の変化はあるが、ゆっくり。
選択肢4:全般性不安障害
×
症状の変動はそんなにない。
選択肢5:急性ストレス障害
×
症状の変動はあるが、日内変動には当たらない。
正答
2(レビー小体認知症)
第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら
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