こんにちは、ブジカエル(@buji_kaeru)です。
今日は日曜日なので(?)少し気楽に趣味にまつわることを書きたいと思います。
ちなみに金曜から月曜まで夫が出張で不在。
世話のやける大きいお兄ちゃんが家にいないと、色んなことがはかどります。
家が汚れないし。
ヴァイオリンが好き、管弦楽が好き
私が大切にしている趣味の一つが音楽です。特にオーケストラで合奏するのは大好きで、私はヴァイオリンで参加しています。弦楽合奏も良いですが、今は管弦楽優先。
ヴァイオリンは幼稚園の頃に習い始めて、少しブランクがあり、通算で30年ほどやっています。
そうか、私は30年もヴァイオリンをやっていて、こんなに下手なのか・・
今改めて愕然としました。
プロや音大卒の人とは比べるまでもないですが(当たり前だ)、30年やっててこんなもんかぁ。と嘆かわしく思う一方、やはり働き始めると練習時間が圧倒的に少なくなるので仕方がないかな。(自己弁護の体の言い訳)
あとは、時間の使い方をいかに工夫して練習時間を捻出するかです。
首が痛い、肩が痛い
私は肩こりでも30年ほどのキャリアになるのですが、この8年ほどは特に左肩に激痛があります。肩こりの範囲をはるかに超えた痛み。
寝返りを打って左肩が下になると、痛くて目が覚める。腕を回すと左肩が痛い。ジムで肩甲骨周りの筋トレをしていると左肩だけがとても痛い。
3年ほど前にも左肩に激痛があって、あまりにひどいのでその時は注射で筋膜リリースをしてもらいました。その時はそれでとても楽になったのですが、結局日常の習慣とか癖で、再発するんですよね。
痛みが左肩だけに出ていることから、ヴァイオリンを弾いていることと関係があるのだろうと思います。
ヴァイオリンは、顎の左側と左側の鎖骨でヴァイオリンを挟み、左腕の肘を内側に入れて、左手でヴァイオリンのネックの部分(先っぽ)を支えるという、すごく変な姿勢で弾くから。
だから、ヴァイオリンを弾いていると、骨が歪み、筋肉が変に固まります。ヴァイオリンを弾く姿勢って、動物としては不自然極まりない。子供の頃からやっていたこともあって、成長期には歪んだまま骨も筋肉も成長したのではないかと思うわけです。
ヴァイオリンに限らず、他の楽器でも声楽でもみんなどこかに偏って体を使うから、「音楽家総異常」状態?
私程度でこんなに痛いなら、プロの方の痛みはどんなにひどいものか。
それともプロであれば、体のケアはちゃんとしているのかな。
大阪のカイロプラクティック屋さんのウェブサイトの中に、興味深い記載がありました。
https://wellness-toyonaka.com/music.html
ヴァイオリン&ヴィオラ奏者の場合、
- 長年弾き続けていると肩関節や手の指に痛みを感じるようになる
- この痛みは姿勢が原因で、放置すると頚椎の変形する
- 頸肩腕障害の引き金にもなる
- 症状が慢性化すると、頚椎に変性性疾患となり、治癒しにくくなる
- 年齢と共に骨・関節・内臓・血管も変形が進行
ということです。
怖すぎる。。
普段の姿勢も歪んでいる
数年前から歌を習い始めました。
イタリア歌曲、ドイツリート、オペラのアリアを中心に習っています。
声楽をきちんと習うのは初めてのど素人。
まずは姿勢からです。
姿勢が正しくないと、声が出ません。
姿勢については今も指摘されますが、習い始めの頃は姿勢のことをかなり言われました。鏡を見てまっすぐ立っても、歌っていると私はだんだん左側に傾いていく癖があるんです。
これも、ヴァイオリンを長年弾いていることと関係あるんだろうなぁ。と思わないではいられませんでした。
そんな話を、昨日オーケストラの練習の帰りにしていたら、同じヴァイオリンパートのいつも穏やかで優しいお兄さんが「『ヴァイオリン体操』っていう本があるよ」と教えてくれました。「買ってはいないんだけどね」と。
桐朋で実績あり『ヴァイオリン体操』
調べてみたら、2017年出版の、まだわりと新しい本のようで。
身体の痛みを解消することで、楽器の鳴りがよくなったり、苦手なテクニックも克服できて、長時間弾き続けられるようになり、さらに演奏の質も上がる効果が実証されているという、夢のような体操でした。
桐朋で実績があるならそれは本物!?
というわけで、早速購入しました。
到着が楽しみです。
版元はお馴染み、音楽之友社。
Webマガジン「ONTOMO」にも「ヴァイオリン骨体操」のページがありました。
動画多め、重めです。
動画で見る「ヴァイオリン骨体操」
みるみる音が変わる!「 ヴァイオリン骨体操」動画
歪みにご用心!
長年生きていればどこかしら歪むものだとは思います。
性格も、体も。
神経質に歪みダメ。ゼッタイ。
とするほどのことではないと思いますが、甚大な悪影響が及ぶほどになると話は別。こんなに痛いなら長生きするんじゃなかったよ、と後悔したくないので、無理せず可能な範囲で歪みを解消していけると良いと思います。