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問題1|第20回 精神保健福祉士 国家試験 ①精神疾患とその治療

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題1 中枢神経とその機能に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 前頭葉では、空間や身体の認知が行われる。
  2. 頭頂葉では、意欲や意志の統合が行われる。
  3. 側頭葉では、言語の理解が行われる。
  4. 辺縁系では、筋緊張の調整が行われる。
  5. 大脳基底核では、自律神経系の統合が行われる。

設問について

脳と精神機能の局在に関する問題。
過去問解説本によると、基礎的なレベル。

中央法規当該科目テキスト(第2版)p19~。

各選択肢について

詳細はテキストを読むこととして、ここでは大まかなことのみ書きます。

選択肢1:前頭葉では、空間や身体の認知が行われる。

×

前頭葉の関与は、随意運動、意欲、意志、抑制、遂行機能。

空間や身体の認知を行うのは、頭頂葉。

選択肢2:頭頂葉では、意欲や意志の統合が行われる。

×

頭頂葉は、体性感覚を受け、感覚情報を統合して、空間や身体の認知を行う&目的ある動作を遂行する(高次行為)。

意欲や意志の統合を行うのは、前頭葉。

選択肢3:側頭葉では、言語の理解が行われる。

選択肢4:辺縁系では、筋緊張の調整が行われる。

×

側頭葉のない側面にある偏桃体と海馬(辺縁系を構成)は、記憶と情動を司る。筋緊張の調整はしない。

筋緊張の調整に関わるのは、大脳基底核。

選択肢5:大脳基底核では、自律神経系の統合が行われる。

×

大脳基底核は、骨格筋の動きと筋緊張を調整する不随意運動を担う。

自律神経系の統合を行うのは、間脳。

正答

3(側頭葉では、言語の理解が行われる。)

第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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