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問題13|第20回 精神保健福祉士 国家試験 ②精神保健の課題と支援

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題13 がん患者の支援に関連する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. ホスピスは、がんで親を亡くした子どもに教育資金を貸与する仕組みである。
  2. 緩和ケアは、がんと診断された段階から必要とされている。
  3. がんによる全人的苦痛は、身体的苦痛と精神的苦痛の二つで構成される。
  4. QOLは、がん患者の生命予後を評価する指標である。
  5. グリーフケアは、がん患者のADL向上を目的としている。

設問について

緩和ケアと精神保健に関する理解が問われる問題。
中央法規当該科目テキスト(第3版)では、第8章第8節p309~。

「グリーフケア」という言葉はこのテキストにはない模様。
でも悲嘆を含む喪失については、p52-57、p108-109。

下記も見ておきたい。

各選択肢について

選択肢1:ホスピスは、がんで親を亡くした子どもに教育資金を貸与する仕組みである。

×

1960年代からイギリスで始まったホスピスでの実践を踏まえて提唱された考え方で、死に行く人への全人的アプローチの必要性を主張した。

日本ホスピス緩和ケア協会

ホスピスは当初、末期がん患者の様々な痛みを緩和し、生を支えるために専門的ケアを施す施設・場所を意味した。今は在宅のホスピス緩和ケアもある。

ホスピスという言葉自体の起源はラテン語「hospitium」(世話、もてなし)であり、中世の修道院が傷ついた人の手当や看取りを行ったこと。

選択肢2:緩和ケアは、がんと診断された段階から必要とされている。

病名告知は、良き死とよき生に向かう緩和ケアのスタートである

中央法規当該科目テキスト第3版

(がん患者の療養生活の質の維持向上)
第十七条 国及び地方公共団体は、がん患者の状況に応じて緩和ケアが診断の時から適切に提供されるようにすること、がん患者の状況に応じた良質なリハビリテーションの提供が確保されるようにすること、居宅においてがん患者に対しがん医療を提供するための連携協力体制を確保すること、医療従事者に対するがん患者の療養生活(これに係るその家族の生活を含む。以下この条において同じ。)の質の維持向上に関する研修の機会を確保することその他のがん患者の療養生活の質の維持向上のために必要な施策を講ずるものとする。

がん対策基本法

選択肢3:がんによる全人的苦痛は、身体的苦痛と精神的苦痛の二つで構成される。

×

全人的な苦痛は4つ。テキストp311。

  • 身体的苦痛
  • 精神的苦痛
  • 社会的苦痛
  • 霊的苦痛

選択肢4:QOLは、がん患者の生命予後を評価する指標である。

×

QOL=Quality of Life。生活の質。

選択肢5:グリーフケアは、がん患者のADL向上を目的としている。

×

「グリーフケア」とは、大切な人を失い、残された家族等の身近な者が悲しみを癒やす過程を支える取組をいう。また、「ビリーブメントケア」ともいう。

がん対策推進基本計画(令和5年3月)

正答

2(緩和ケアは、がんと診断された段階から必要とされている。)

第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学11年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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