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問題22|第20回 精神保健福祉士 国家試験 ③精神保健福祉相談援助の基盤

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題22 次の記述のうち、国際ソーシャルワーカー連盟( IFSW )の倫理綱領の「倫理基準」に関するものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 専門職としての倫理責任として、秘密の保持が示されている。
  2. 利用者に対する倫理責任として、説明責任が示されている。
  3. 実践現場における倫理責任として、専門職の擁護が示されている。
  4. 社会に対する倫理責任として、業務改善の推進が示されている。
  5. 専門職としての倫理責任として、社会への働きかけが示されている。

設問について

国際ソーシャルワーカー連盟( IFSW )の倫理綱領の、特に「倫理基準」に関する理解が問われる問題。

倫理基準は以下の4種からなる。

  1. クライエントに対する倫理責任
  2. 組織・職場に対する倫理責任
  3. 社会に対する倫理責任
  4. 専門職としての倫理責任

日本ソーシャルワーカー連盟:国際ソーシャルワーカー連盟( IFSW )の倫理綱領

各選択肢について

選択肢1:専門職としての倫理責任として、秘密の保持が示されている。

×

秘密の保持は、クライエントに対する倫理責任。

(プライバシーの尊重と秘密の保持) ソーシャルワーカーは、クライエントのプライバシーを尊重し秘密を保持する。

選択肢2:利用者に対する倫理責任として、説明責任が示されている。

(説明責任) ソーシャルワーカーは、クライエントに必要な情報を適切な方法・わかりやすい表現を用いて提供する。

選択肢3:実践現場における倫理責任として、専門職の擁護が示されている。

×

専門職の擁護は、専門職としての倫理責任。

(専門職の擁護) ソーシャルワーカーは、不当な批判を受けることがあれば、専門職として連帯し、その立場を擁護する。

選択肢4:社会に対する倫理責任として、業務改善の推進が示されている。

×

旧倫理綱領「(業務改善の推進)社会福祉士は、常に業務を点検し評価を行い、業務改善を推進する。」は、実践現場における倫理責任。

現行の倫理綱領に「業務改善の推進」はない。

選択肢5:専門職としての倫理責任として、社会への働きかけが示されている。

×

社会への働きかけは、社会に対する倫理責任。

(社会への働きかけ) ソーシャルワーカーは、人権と社会正義の増進において変革と開発が必要であるとみなすとき、人々の主体性を活かしながら、社会に働きかける。

正答

2(利用者に対する倫理責任として、説明責任が示されている。)

第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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