こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題
問題46 次のうち、障害者の地域生活を支援するために、個別のニーズと複数のサービスを結び付ける方法として、適切なものを1つ選びなさい。
- グループワーク
- ケアマネジメント
- コミュニティワーク
- ソーシャルアクション
- ソーシャルアドミニストレーション
設問について
ソーシャルワーク実践の方法についての理解が問われる問題。
中央法規当該科目IIテキスト(第2版)p6~8。
各選択肢について
選択肢1:グループワーク
×
グループワークは「集団援助技術」。
詳細は中央法規当該科目IIテキスト(第2版)p38~。
ニューステッター、コイル、トレッカー、コノプカといった人たちがそれぞれにグループワークの定義や概念を示している。
若干違いはあるが、下記の共通点がある。
- ソーシャルワークの専門的技術である
- 個々の成長や課題の解決にグループの力動が活用される
- グループの援助媒介としてメンバー相互の関係やプログラムを活用する
- ワーカーが意図的に介入する
選択肢2:ケアマネジメント
〇
詳細は中央法規当該科目IIテキスト(第2版)p246~。
選択肢3:コミュニティワーク
×
コミュニティワークは「地域援助技術」。
地域を支援対象に、その地域が抱える課題の解決に向け、地域を組織化する(コミュニティ・オーガニゼーション)などの活動を通じて展開される。
選択肢4:ソーシャルアクション
×
ソーシャルアクションは「社会活動法」。
社会福祉の制度・政策・具体的サービスの改善・向上、環境側の整備・充実を目標に、具体的に社会資源を創出する意図をもって展開される。
選択肢5:ソーシャルアドミニストレーション
×
ソーシャルアドミニストレーションは「社会福祉運営管理法」、ソーシャルウェルフェアアドミニストレーションとも。
社会福祉政策や社会福祉行政の展開、社会福祉施設・機関の運営・管理が合理的かつ効果的に展開されることを目的に行われる。
正答
2(ケアマネジメント)