MENU

問題45|第21回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題45 次の記述のうち、グループワークの作業期における精神保健福祉士の関わりとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. メンバーのニーズを把握して計画を立てる。
  2. グループ内でのルールをメンバーと決める。
  3. 個々のメンバーと波長合わせを行う。
  4. グループ内に形成されたサブグループを活用する。
  5. グループ目標の達成度をメンバーと評価する。

設問について

グループワークに関する理解が問われる問題。
グループワークの概要については、中央法規当該科目テキストII、p38-46。

本問のグループワーク展開過程については、p45-46。

各選択肢について

選択肢1:メンバーのニーズを把握して計画を立てる。

×

準備期~開始期に行うこと。

準備期にはメンバー個々の課題を把握しグループワークの目標を設定する。
開始期にはメンバーとともにプログラムの計画を立てる。

選択肢2:グループ内でのルールをメンバーと決める。

×

開始期に行うこと。

開始期には、グループ活動を始めるにあたって、グループの目標や活動上の留意点をメンバーに説明し、契約を交わす(=メンバーとともに注意事項などを含めて確認する)。

選択肢3:個々のメンバーと波長合わせを行う。

×

準備期に行うこと。

グループの形成を準備する時期に、ワーカーがあらかじめメンバーの感情を理解しておくこと。ワーカー自身のグループに対する感情を客観的に把握しておくことも含む。

選択肢4:グループ内に形成されたサブグループを活用する。

作業期に行うこと。

作業期にはメンバー間のコミュニケーションや交流により相互作用が生まれ、サブグループが形成される。そのサブグループが持つ力を、メンバーの生活課題の解決に活用されるように働きかける。

選択肢5:グループ目標の達成度をメンバーと評価する。

×

終結期に行うこと。

終結期には、メンバーと共にグループ活動の振り返りを行い、目標の達成度を評価する。

正答

4(グループ内に形成されたサブグループを活用する。)

第21回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

あわせて読みたい
第21回 精神保健福祉士 国家試験対策 過去問題しゃぶり尽くし 【(1) 精神疾患とその治療】 問題1 神経系の構造に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 問題2 次のうち、パニック障害でみられる症状として、正しいも...

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
プロフィール詳細はこちら

目次
閉じる