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問題12|第22回 精神保健福祉士 国家試験 ②精神保健の課題と支援

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題 12 次のうち,セルフヘルプグループにおけるヘルパー・セラピー原則の説明として,正しいものを 1 つ選びなさい。

  1. 専門家が有する専門的知識と同等の体験的知識を取得すること
  2. 自らが他のメンバーを援助することによって自分自身に効果が生まれること
  3. 専門資格の取得を目指してグループに参加すること
  4. 主治医と共にグループミーティングに参加すること
  5. 自助具などの作成プログラムにより自立を目指すこと

設問について

集団を活用する支援のなかに「グループワーク」があります。そのグループの1つが「セルフヘルプグループ(自助グループ)」。同じ悩みや問題(障害、難病、依存症等)をもつ人が集まり、特定の体験を共有・蓄積・吟味していくことで生み出される体験的知識を活用し、悩みや問題から解放される手段を自ら獲得していくことを目的とした活動。

そんなセルフヘルプグループにおける「ヘルパー・セラピー原則」とは、援助者が最も援助を受けるという意味。他者を援助する体験により、自らの存在価値や能力に気付き、自身を持つことができるというもの(Frank Riessman 「『ヘルパー』セラピーの原則」(1965))。

セルフヘルプ・グループのメンバーの人たちと接していると、しばしば素晴らしい人と出会います。この人たちは、なぜこんなに生き生きとしているのか。「ヘルパー・セラピー原則」(リースマン)は、それを説明するヒントになります。この原則は「他者を援助することは、(結果的に)援助する人が利益を受けている」ことを意味しています。「援助の受け手だった人が、援助の与え手になる経験」でもあります。つまり自分が援助的な役割を担うことによって、新しい経験を獲得し、それがその人の自信となり成長することにつながっているのです。

神奈川県社会福祉協議会.>セルフヘルプ・グループとは

正答

正答:2(自らが他のメンバーを援助することによって自分自身に効果が生まれること)

第22回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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