こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題
問題40 次の記述のうち、包括型地域生活支援プログラム( ACT )の標準モデルとして、正しいものを1つ選びなさい。
(注)包括型地域生活支援プログラム( ACT )の標準モデルとは、「ACTの標準モデル-ACT全国ネットワーク」( ACT全国ネットワーク発行)の内容とする。
- 軽度の精神障害者で、かつ本人の希望があれば利用できる。
- ケアの提供は日中を基本とし、夜間や休日は他機関に委ねる。
- 担当者が不在の時にも、多職種チームがケアを提供する。
- 利用開始時に期限を決めて、短期間で支援を終結する。
- 仲介型のケアマネジメントを基本とする。
設問について
包括型地域生活支援プログラム( Assertive Community Treatment )についての理解が問われる問題。
中央法規「制度とサービス」テキスト第6版p126-127。
やや古めの資料、過去記事にも掲載したけど再掲。
厚労省の事業で作られた、コンボ制作のACTガイド。さすがコンボ。
厚生労働省 平成21年度障害者自立支援調査研究プロジェクト成果物 【指定テーマ7】2 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構
各選択肢について
選択肢1:軽度の精神障害者で、かつ本人の希望があれば利用できる。
×
対象となるのは、従来の治療では改善しにくい統合失調症や気分障害等で、重度の精神障害者。
選択肢2:ケアの提供は日中を基本とし、夜間や休日は他機関に委ねる。
×
24時間365日体制の支援を行う。
選択肢3:担当者が不在の時にも、多職種チームがケアを提供する。
〇
精神科医、保健師、看護師、作業療法士、ソーシャルワーカー、臨床心理士、ピアサポーター等の多職種チームで行い、担当者が不在でも対応。
選択肢4:利用開始時に期限を決めて、短期間で支援を終結する。
×
原則として期間を定めず継続的に支援を提供する。
選択肢5:仲介型のケアマネジメントを基本とする。
×
保健・医療・福祉サービスのほとんどをチームが直接提供する。
正答
3(担当者が不在の時にも、多職種チームがケアを提供する。)