MENU

問題48|第23回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題48 次のうち、ケアマネジメントに関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

  1. 家族や関係者の抱える負担の解決を一義的な目的とする。
  2. 利用契約を結んだ上で、利用同意の説明を丁寧に行う。
  3. ケア計画は本人の意向で変更できないことを説明する。
  4. 本人の了解を得て、必要に応じてボランティアと情報共有を図る。
  5. 契約後であっても、本人の希望に応じて担当する相談支援専門員を変更できると伝える。

設問について

ケアマネジメントについての理解が問われる問題。
ケアマネジメントについては、中央法規当該科目IIテキスト第2版p246~、本問については特にp253~。

各選択肢について

選択肢1:家族や関係者の抱える負担の解決を一義的な目的とする。

×

ケアマネジメントの、基本理念はエンパワメントやノーマライゼーションであり、対象者は複数のサービスを継続的総合的に提供する必要のある人たち。

選択肢2:利用契約を結んだ上で、利用同意の説明を丁寧に行う。

×

ケアマネジメントについて説明し、本人から同意を得た上で契約を行う。

選択肢3:ケア計画は本人の意向で変更できないことを説明する。

×

ケア計画は、相談者本人の意向で変更したり中止したりすることもできることの説明を行う。

選択肢4:本人の了解を得て、必要に応じてボランティアと情報共有を図る。

個人情報の保護、秘密の保持、プライバシーの尊重などに関して、書類や記録の保管なども含めて慎重な情報共有が必要。

選択肢5:契約後であっても、本人の希望に応じて担当する相談支援専門員を変更できると伝える。

ケア計画は本人中心。

正答

4(本人の了解を得て、必要に応じてボランティアと情報共有を図る。)
5(契約後であっても、本人の希望に応じて担当する相談支援専門員を変更できると伝える。)

第23回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

あわせて読みたい
第23回 精神保健福祉士 国家試験対策 過去問題しゃぶり尽くし 【(1) 精神疾患とその治療】 問題1 次のうち,摂食,体温,情動の調節に関わっている中枢神経の部位として,正しいものを 1 つ選びなさい。 問題2 次のうち,この患者...

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
プロフィール詳細はこちら

目次
閉じる