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問題11|第24回 精神保健福祉士 国家試験 ②精神保健の課題と支援

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題11 次のうち、ライフイベントとストレスとの相関に関する「社会的再適応評価尺度(Social Readjustment Rating Scale)」の開発者として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. セリエ(Selye, H.)
  2. フロイト(Freud, S.)
  3. ホームズ(Holmes, T.)
  4. エリクソン(Erikson, E.)
  5. キューブラー・ロス(Kübler-Ross, E.)

設問について

精神の健康とその要因についての知識が問われる問題。
中央法規当該科目テキスト第3版p36~等。

正答以外の選択肢についても知っておきたい。

各選択肢について

選択肢1:セリエ(Selye, H.)

×

ストレス学説を提唱したセリエは,ストレッサーによる反応について,ストレスを受けてからの時間経過とストレス適応状態によって『警告反応期』『抵抗期』『疲憊期』の3つの時期に分けた.このような反応を汎適応症候群(GAS:general adaptation syndrome)と呼ぶ.さらにセリエはストレスによって引き起こされる,副腎皮質の肥大,胸腺・脾臓の萎縮,胃・十二指腸潰瘍などの身体反応を報告した(セリエの3徴候).

1.ストレス反応 – 日本産婦人科医会

選択肢2:フロイト(Freud, S.)

×

(Sigmund Freud ジグムント━) オーストリアの神経科医。精神分析学の創始者。ヒステリー症の治療法の研究から、無意識の存在を確信し、カタルシスや自由連想法を用いる精神分析の方法を発見、深層心理学を樹立した。著「夢判断」「精神分析入門」など。

コトバンク

選択肢3:ホームズ(Holmes, T.)

ホームズとレイエは、病気の前に経験した日常生活に大きな変化をもたらすような出来事(ライフイベント)を調査し、「社会的再適応評価尺度(Social Readjustment Rating Scale)」としてストレス強度を標準化した。

中央法規当該科目テキスト第3版p38。

選択肢4:エリクソン(Erikson, E.)

×

エリクソンは、8段階からなるライフサイクルにおける人格発達論を提唱。
ライフサイクルとは、人はその人生の中において各年代で生じる生物学的・心理的・社会的変化に適応させて人格の統合を行いつつ成熟していくというもの。精神保健学上のほとんどの課題が、ライフサイクルおよび発達課題と関連をもちながら出現してくる。
中央法規当該科目テキスト第3版p24~。

エリクソン(Erik Homburger Erikson、1902~1994年)は、ユダヤ系デンマーク人。1933年にアメリカに移住。8段階からなるライフサイクルにおける人格発達論を提唱。アイデンティティ論も有名。

選択肢5:キューブラー・ロス(Kübler-Ross, E.)

×

キューブラー・ロスといえば「死の受容」5段階モデル。

  1. 否認
  2. 怒り
  3. 取引
  4. 抑うつ
  5. 受容

中央法規当該科目テキスト第3版p55、312等。

正答

3(ホームズ(Holmes, T.))

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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